人のため、自分のため、誰のため
オキシトシンというホルモンがある。分泌されれば幸せになれるそう。
人と触れ合うと良いらしい。
触れ合わなくとも、親切にするだけでも良いらしい。
ハグやマッサージが心地よく感じるのはそういうことなんだろう。
ボランティアも心地よく感じる人がいるのもそうなんだろう。
犬猫をなでるのでもいいそうだ。
簡単な話だ。
柔らかなものに触れるのでも良い。ライナスの毛布。
人によっては、自分で自分をハグするらしい。
以前、アマチという人にハグしてもらった。
インドの聖者。
よみうりランドまで行って、ハグしてもらうために並んで。
人によっては、ものすごい感動があるとか。
自分は…申し訳ないけれど。
ふと、思い出す。偶然話しかけられ、なんとなく別れ際に軽く握手を交わした人の掌が、ひどく柔らかく、まるで、マシュマロのようだと思ったことを。オキシトシンが出たかどうかは…覚えがない
また、思い出す。素面でも良くハグをしていたおじさんのことを。日本人なんだけれど。そうすることで、彼は、オキシトシンが出ていたんだろうか。今では、ハラスメントになりかねないが。
マウスのつがいの一方にストレスを与えて状態を悪くさせると、ストレスを与えていないもう一方が、ストレスを与えたマウスをなめたりして、ケアするそうだ。そうすることで、ケアした方のマウスにオキシトシンが出る。
情けは人のためならず、か。
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