朱金怪談 ねこ

画像1 怪談作家・朱雀門出さんのツイートを元に、許可をいただいて自由に発想してマンガを描いております。朱雀門さんの元ツイートはこちら▶︎ 邪悪に見える真っ黒な、太った猫がいた。煙のように消えるけど、多分、猫。 そいつが舐めていた壁がゴッソリと削れている。 その猫が別の猫の背を舐めていて、まさか、とギョッとした。 舐められていた猫はとっくに死んでいて、その背は肉がそげて、骨が露出していた。

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