年末に観た映画

年末、テレビでは深夜に映画をやっています。
番組欄を眺めていると見覚えのあるタイトルがありました。
「帰ってきたヒトラー」
中学生の時、DVDを借りて観たことがありました。
日本上映当時も行こうと思えば行けたのですが、なぜか行かなかったですね。
そんな上映当時から気になっていたこの映画。
どんな映画か、簡単に説明させていただきます。

現代にタイムスリップしたヒトラーが、大衆によって芸人へと仕立てあげられます。
しかし、ヒトラーはヒトラーなので昔と同じようになっていくのです。
ラストを観れば分かるのですが、「無限ループ」を感じました。
映画の中での映画の中での映画...となっていくのかなと思いました。
歴史は繰り返すという言葉の比喩的演出なのでしょうか。
そのラストの少し前でヒトラーが発する言葉。
「私は皆の心の中にいる」
皆が作り上げていたのですね。
前半はコメディタッチで、後半は心にくるものがある、二度みて改めて考えさせられました。

尤も、客観的に観ることが出来るのは映画だからだと思います。

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