ぼくらが悪夢みる理由
表紙絵 夢の中で「饅頭くれ」と言って追いかけてくる悪魔
こんにちは、昨日は歯医者にかかって去年交通事故で破損した前歯を義歯にしてもらいました。ぎしぎし(歯軋りで出した音。)金属製、何だか自分が #サイバーパンク の世界の住人になったようで嬉しいです。隣の診療椅子で定期検診を受けていた二歳の仔とそのお母さんに歯科の先生が優しく年齢による歯の形態の仕方をレクチャーしている様子は興味が注がれました、また今度詳しく調べて書いてもみようかな？
冬場、夏場は逆ですが、心身の健康の為に暖房を使わず寝ています。雪国なので、今の時期は掛け物だけでは足の部分がどうしても温まらず、そうなると統べくの人間の共通点か、はたまた自分の在りし日の現実か、悪夢を視てしまいます。
①今現在のストレス
②PTSD等とも言われる、過去のトラウマ
夢が、レム睡眠時に過去の記憶を整理するために視られている事は科学的にも(場合によってはニセ科学的にもですね。)明らかですが、悪夢を視る理由は、①や②の様な理由のだそうです。
①は解り易いですね、深刻な事態でも「バイオハザード2は怖いが面白いので夜中までプレイし続けてしまった」でも同じ。安直なアドバイスですが、もっとよく眠ってください。
②は恐らく僕が冬場に視る夢の起因するところかと思います。進学、進級、就職、その際の交友関係に係るあらゆる厄災が、「不揃いの林檎。」もっと言えば「腐ったミカン」たる僕や、貴方に降り掛かった思い出を経て、悪夢として再現される。
僕のケースだと１０代は正夢、２０代は喪失感、終わろうとしている30代はそれを押し付けて来た人間への憎悪(もちろん起きて覚醒している時は酷い誤解だとは認識できますが、)といったところでしょうか。
ぼ、僕らが旅にでる理由、
元気でいて とギュッと抱きしめて 空港へ先をいそぐのさ
別れが旅の始まりだと考えると、旅路という経験が著しく乏しい僕にとっては悪夢もまた、別れ難い事柄というものからの旅の始まりなのかもしれません。…何故かちっとも楽しくなかった修学旅行の夢をよく視ますし。
皆様の悪夢という旅の始まりも、どうか今日僕が起きてからの晴れ渡った冬の朝模様の様に、健やかに迎えられますように。そうじゃなきゃ、やってられないよ…。
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