秩父宮_19年01月13日1131

ラグビーW杯の盛り上がりには理由がある。

いよいよ明日は、日本VSスコットランドの決戦である。
決戦も、決戦、もう選手たちにとっては、ほんとの決戦である。
日本ラグビー界にとっても、歴史をつくれるかつくれないかのダイモンダイである。たぶん。

札付きのラグビーファンではないが、スポーツ観戦好きなので、松尾がキラキラ輝くスターだった頃からなにくれとなく節目になるラグビーの試合はみてきた。
年末年始の花園、大学選手権決勝、新日鉄釜石、神戸製鋼....
でもラグビーは、南アフリカに勝ったあの「ブライトンの奇跡」以降も、サッカーのJリーグのような発展を遂げたわけではなく、今回のワールドカップでの熱狂を予知できるほどの熱量を感じることはなかった...。

これほどまでに日本中がラグビーに熱狂するとは、誰が思っただろう。
おそらくラグビー関係者のみなさんでも、期待半分、不安半分だったのではないかな。

でもよくよく考えると...
物事全て、原因と結果は結びついている。

今年の1月、秩父宮にトップリーグを観に行った時のことを思い出しました。
その時思ったのは「ラグビーに関わる選手、スタッフ、協会、その他もろもろの関係者のみなさん全員が心の底から〝ラグビー愛〟にあふれ、ワールドカップイヤーの盛り上げに一生懸命だったこと」。
選手たちもスタンドで会場で、いたるところで来場してくれたファンへの感謝を伝え、ファンもまた、それに応える。

そうラグビー界全体の〝ラグビー愛〟があったからこそ、今回ここまで盛り上がってるんです。たぶん。

国歌、アンセムの歌詞を配り、大人も子供もみんなで歌う。
会場スタッフ、ボランティアのみなさんのホスピタリティ。
廣瀬選手や、五郎丸選手など有名選手のメディアでのアピール。
会期が長く、試合の合間に各地方で国際交流を積極的に仕掛けていること。
もちろんこれまでの歴史。ラグビー界を支えてきた桜のジャージの選手たち。

今回のワールドカップでは「ラグビー人気をブームだけに終わらせない」ためのものすごい努力と、たくさんの知恵が詰まっている。

だからこそ、福岡選手、田村選手、稲垣選手、みんなの口から「いろんなことを犠牲にしてきた」って本音がでるのかもしれません。

ワールドカップが終わっても、リーチ・マイケルは秩父宮で泥だらけになっていると思います。日本でプレーする世界のトップ選手も増えそうです。

ラグビーの面白さは、まだまだ続きます。
今から、ポスト・ワールドカップの試合観戦が楽しみです。

<今年1月。秩父宮でのトップリーグ観戦>

秩父宮 19年01月13日1059

秩父宮 19年01月13日1101

秩父宮 19年01月13日1603

秩父宮 19年01月13日1613

ベスト8、行けたかな?
あ、サッカーも好きですよ。
では、また。

サポート、ありがとうございます! 撮影してきて欲しい場所などあればリクエストください。 飛んでいけるところなら、できるかぎり飛んでいきます♪