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お散歩記録 または本日の文化活動

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#現代アート

感覚の島(SENSE ISLAND)|暗闇の無人島でアートイベント

猿島。 横須賀から船で10分。 東京湾に浮かぶ無人島。 戦時中には東京湾を守る要塞として使われた猿島は、今では無人島となり無垢の自然がその主役。 夏には海水浴やバーベキューを楽しむ人たちで賑わうこの島で、「暗闇の美術島」として、アートイベントが開催されています。 感覚の島(SENSE ISLAND) https://senseisland.com/ 2022年11月12日(土)~12月25日(日)17:00-21:30 瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭、横浜トリエンナー

〈NENDO SEES KYOTO〉

ここのところ、なぜか東海、関西方面に仕事が多くて、品川起点に新幹線で行ったりしている。 仕事で行ったり来たりしているだけでは、なんだかもったいないなと思うので、ついつい寄り道も多くなる。 ある意味、寄り道してなんぼの業界で仕事しているので、寄り道には積極的だ。 と、自己肯定。 1月のとある日。 仕事を終え阪急電車に乗って、ちょっとだけ小雨模様の京都に投宿。 ここのところホテルは大浴場付きとほぼ決めていて、自称コスパ最高のドーミーインが多いのだけれど、この時は大浴場ありか

〈ライゾマティクス_マルティプレックス〉 東京都現代美術館

わかりにくいやつ、ください。 文系のぼくが、ライゾマティクスのインスタレーションを見る時はそんな感じ。 今回は「ネットワーク上の不可視な事象を、感情やデータをテーマに可視化するインスタレーション。」 とのこと。 プリント基盤オタクな彼ら。 興味を惹かれるのは、幾重にも折り込まれたテクノロジーと計算され尽くした偶然性。 なんだろ。これ。 ずっと見ていても飽きない、美しい。 時間がくれば動き出す。 めくるめく光の世界。 人の動きがアートになる。 光玉がレールを走る。

代々木公園、原宿駅、明治神宮、名和晃平、三沢厚彦、みたらしだんご。 2020.10.31

10月の最終日。世の中はハロウィン。 ...らしい。 今年のスクランブル交差点はどんなだろう。 近づくつもりもないので、渋谷をスルー。 午前中から代々木公園へ。 ちょっとしたマイクロツーリズム。 1日中、ぐるぐる歩いたので、ちょっと長いです。 歩き疲れました。 〈代々木公園〉 渋谷側から代々木公園に入ると右手には国立代々木競技場。 なんだかちょっと綺麗になっています。 あそうか、オリンピックで大規模改修工事してたんだと妙に納得。 左手にはNHKふれあい広場。 昨年まで仲

STARS展:現代美術のスターたち 森美術館 2020.07.31〜2021.1.3

なんだかベタなタイトル。 しかもどうなんだろうか、こういうコンセプト。 STARS展:現代美術のスターたち ー日本から世界へ 森美術館 と、ちょっと思ったりもする、6名の世界的なアーティストの競作展示。 お一人ずつでも大きな展覧会ができそう、というかそもそも美術館ができちゃいますね。 今回の「STARS展」はそんな6名のそれぞれが初期作品と最新作をつなぐ展示がテーマ。 実際に行ってみると、力のあるアーティストはやっぱりすごくて、6つのコーナーがすべて自分色に染まっていま

アートと下北沢と。 2020.05.31

知り合いのアーティスト大前光平さんが、下北沢で個展を開いているというので、久しぶりに井の頭線に乗って下北沢へ。 外からも展示がきれいに鑑賞できるギャラリーHANAには、大前さんのエネルギッシュな色の世界が広がっていました。 ギャラリーHANA https://www.g-hana.jp/ Kohei Omae -Art life- 2020年5月30日(土) ~ 6月4日(木) Open:12:00-19:00 *最終日は17:00まで 曇り空の下北沢は、 いつもの下

暗闇だけどとても清々しい芸術祭。

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 東京湾に浮かぶ自然島にして無人島「猿島」。 暗闇の中をゆっくりと時間をかけて歩く。 この場所だからこその発想で生まれたいくつものアート作品に出会う。 ひとつひとつ、作者の伝えたかったことに想いを巡らせる。 暗闇の中で自分の五感がより敏感になってくるのがわかる。 風鈴の音に耳をすます。 聴こえなかった木々が擦れる音が、大きく聴こえてくる。 見えなかったもののエッジがしっかり見えてくる。 風の声がする。

塩田千春展 魂がふるえる

ベルリンを拠点に活動する、塩田千春さんの集大成展示。 無数の黒と赤の糸を張り巡らせた、インスタレーション。 一本一本の糸のテンションが、観る人の感情を揺さぶる。 とにかく、現場に来て観て欲しい。 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階) 2019.6.20(木)~ 10.27(日) では、また。