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お散歩記録 または本日の文化活動

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日常はセレンディピティ。
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記事一覧

晩夏の淡路島を巡る旅|朝日と夕日の違いについて

今日は、朝日と夕日の違いについて考えてみた...。 わからない... そりゃそうだ。 文系だもの。まったく知識がない。 間違ったこと書いてもしかたないので、ちょっとググってみると... 夕日は、日中に大気が温められ、水蒸気などの細かい浮遊物質が多い。 太陽が沈む前の浅い角度で光がさすと、青い光は私たちの所まで届きづらく、赤い光は拡散されるため、赤く見える。 ふむふむ、つまりは夕焼け。だな。 一方、朝日は、大気が夜の間に冷やされ、水蒸気など浮遊物質が少なく澄んでいる

晩夏の淡路島を巡る旅|歴史&レトロ編

「寿庵」のご主人が、せき散歩向きの場所を事前にピックアップしてくださって。 建築編、レトロ編、食編、歴史編などテーマ別。 とっても参考になった。 ありがたい。 淡路島の旅日記。 本日は歴史&レトロ編。 (1)伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう) 淡路島の歴史をたどると、国生みにまで遡ることになる。 伊弉諾神宮は淡路島の真ん中くらいにある神社で、国生み神話に登場する天地創造の神、イザナギ・イザナミの二神を祭神とする神社。 そういえば、淡路の「国生み」の話は、ブラタモリでもやって

晩夏の淡路島を巡る旅|建築編

淡路島の旅日記。 本日は建築編。 淡路島には「現代建築」がたくさんあって。 瀬戸内国際芸術祭の島々にも負けず、見どころがたくさん。 宿泊先の寿庵から時計の逆まわりに、時間の許す限り巡ってみました。 (1)本福寺 水御堂|安藤忠雄(1991年) 安藤忠雄さん、基本大好きです。 でも、たまにちょっとそうでもない作品がある。 いろいろ観てきたけど、だいたいのところで言うと、小さい作品が好き。 本福寺 水御堂は初見。 大好きです。とってもいい。 ずっと立って観ていられる。(蚊

一雨ごとに秋になっていく...か

一雨ごとに季節は変わっていく。 というしみじみとした雨ではなく、豪雨が季節を洗い流していく。 とでもいうのだろうか。 なんだか、ぼくが子供の頃の季節の移り変わりと感覚はずれていて。 この文章を書いている部屋。 横の窓は豪雨です。 夕立という風情のある雨でもなく、豪雨。 ざばざば。 さりとて、ちょっとした晴れ間もあって。 昨日は、ひさびさに井の頭池のまわりを一回り。 ちょっとだけ、秋の気配も感じられました。 では、また。

10月に渋谷で個展やります!

10月に写真の個展をすることになりました。 うれしい。 4年前、コロナに突入する2月のタイミングで第1回の個展をやりました。 その時のテーマは「北欧」。 その時の作品はコチラ。 https://note.com/susumusekiguchi/n/n7b383706c730 初めての個展だったけど、もともとの知り合いのみなさんはもちろん、道すがら立ち寄っていただいた人たちとの新しい出会いもあって。 ほんとに楽しい時間でした。 翌年もやろうとは思っていましたが、その後のコ

阿佐ヶ谷七夕祭り

特に遠くに出かける予定のない、お盆。 こんな祝日はどっか散歩でも出かけるかと、ご近所の阿佐ヶ谷駅に降りてみたら、七夕祭り開催中。 メインの会場はパールセンター商店街。 ほんときれいだな。 中央線沿線に引越してきて、まだ日が浅くって。 それぞれの駅の個性みたいなものは、まだ朧げ。 でも、ご近所の駅、阿佐ヶ谷のパールセンター商店街を歩いてみて、ほんと引っ越してきてよかったなあと思います。 商店街をちょっと歩いただけでも、素通りできない阿佐ヶ谷文化があって。 なんだか飽きませ

小樽|明治、大正の記憶を辿る旅

札幌から函館本線に揺られて、お昼前に小樽駅に着く。 お天気はちょっと曇り空。 小樽での最初の目的地はランチ。 北海道に暮らす友人が「ぜひ」と勧める海辺の民宿、青塚食堂が目的地。 タクシーに乗りお店に向かう道すがら。 運転手さんと小樽の話題で会話が弾む。 目的地に着く前に「ぜひ」「ぜひ」と勧められて小樽祝津パノラマ展望台へ。 木造の六角形灯台として、明治16年に初点灯した日和山灯台。 その脇には移築された「小樽市鰊御殿(※現在閉鎖中)」。 かもめを引き連れた小舟と日本海

[グループ写真展|I feel fine]に参加します。

2.28〜3.3に目黒区美術館区民ギャラリーで グループ写真展に参加することになりました。 大学時代、写真部に属していました。 青学の場合、写真研究部という名前。 写真部というよりは「写研」って呼ぶ方がちょっとだけしっくりくる。 特に研究はしてなかったけど。 ぼくが大学1年生で写研に入部した頃は 宮崎美子さんが 今の君はピカピカに光って〜♫ とビーチでジーンズを脱いで水着になるTVCMが流れていた時代。 フォルムカメラ、全盛時代。 激写の時代。 ミノルタ X-7 知っ

杉本博司 本歌取り 東下り|渋谷区立松濤美術館

杉本博司 本歌取り 東下り 渋谷区立松濤美術館 本歌取りとは、本来、和歌の作成技法のひとつで、有名な古歌(本歌)の一部を意識的に自作に取り入れ、そのうえに新たな時代精神やオリジナリティを加味して歌を作る手法のこと。 西国の姫路で始まった杉本の本歌取り展は、今回、東国である東京の地で新たな展開を迎えることから、「本歌取り 東下り」と題されました。 以上、松濤美術館のホームページから抜粋。 たまたまカメラという道具をもっていて。 写真を撮るぼくにとって、杉本さんは表現の多様

「一冊の本を売る店」森岡書店

CasaBRUTUSで、このお店を知ったのは2015年。 いつか行きたいなーと思っていた。 でも、いつか行きたいなーという思いは、だいたいは思いだけで終わってしまっている。 いつか行きたいはやっぱり「いつか」であって、「いつ」ではないし。 でも「いつか行きたい」くんは、いつでもぼくの頭の中のどこかに座っていて….。 大きなホールみたいなところにパイプ椅子を並べて、たくさんの「いつか行きたい」くんが虎視眈々をぼくを窺っている。 そう虎視眈々と。 一人じゃなくて、たくさ

ロコとリゾートの境界を歩く|ハワイ島とオアフ島の休日日記

はじめに|ホノムのジャム屋さん久しぶりに海外に行ってきた。 しかも、大好きなハワイに。 若い頃には「正月に芸能人が大挙していくとこ」という認識しかなかったハワイなんだけど、シニアになった最近では「帰りたい場所」みたいな感じになっている。 なんでだろ? そうそう、いつだったかアカカの滝に向かう途中で、ホノム(Honomu)という小さな町に立ち寄った時。 ジャム屋さんのおじいさんと、猫。 ハワイの小さなロコタウンに流れている、ゆったりとした時間や気持ちの良い空気に触れた瞬間

2022|これは美味かった選手権!

と、キャッチーなタイトルで書き始めてはみたけれど正直グルメというほどでもなく、ましてや食通を名乗るほど舌が肥えているわけでもない。 まあ食通方面は、小山薫堂さんあたりに任せておくとして。 ここで書いておこうと思ったのは、どちらかといえば2022年に「記憶に残った味」。 旅先とか、所用でどこかに行った流れで立ち寄って美味しかったお店。 備忘録。 「美味しい」ってのは、もちろん味もそうなんだけど、そこで過ごした時間のほうがもっと重要。ですよね。 年末ということもあり、どんな

感覚の島(SENSE ISLAND)|暗闇の無人島でアートイベント

猿島。 横須賀から船で10分。 東京湾に浮かぶ無人島。 戦時中には東京湾を守る要塞として使われた猿島は、今では無人島となり無垢の自然がその主役。 夏には海水浴やバーベキューを楽しむ人たちで賑わうこの島で、「暗闇の美術島」として、アートイベントが開催されています。 感覚の島(SENSE ISLAND) https://senseisland.com/ 2022年11月12日(土)~12月25日(日)17:00-21:30 瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭、横浜トリエンナー

大相撲観戦記|2022年両国国技館|大相撲九月場所

両国国技館のすぐ近く下町の典型的な定食屋さんがある。 下総屋食堂。 一見しただけで、その歩んできた道みたいなものを感じる店構え。 期待を裏切らない、美味しさ。 以前にもnoteに書いたけれど、両国国技館に大相撲を見に行くときには立ち寄ることが多い。 そこでいつも食べるのは、サバの味噌煮や、おからなどのお惣菜。 思えば20代の頃、30代の頃。 食べてなかったな、こういう献立。 たぶん、小学生の頃はよく食べてた。 おふくろの味。(ちなみに今、60代です。) 今どうして、こ