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中学、支援級のこと

息子の進級先が決まった。(決めた)

決まるまで、この4月から何校も中学を見学した。昔、小学校に通う時も同じだったように何校も。

この子が今出来ること、これからしたいと思うこと、どのような勉強が必要か、どこがあっているのか…
心配するとキリがないけれど、どこかで区切りをつけなければならない。

今回もほとんど私ひとりで決めなければならなかった。
相談するのはもちろんシンガポール人の夫だが、日本の教育システムもあまり詳しくない。
そして、子供を一番理解しているのも私だと思った…ので、よく考えて決めることにした。

今回は小学校の時と違い、『知的級』の他に『情緒級』という級を見学することが出来た。少し前までは無かった級が新しく出来たのだ。

情緒級では、内申点も着き、学内の普通級(交流級)に通いつつ、高校も受験することが出来るという。

この級の授業を見学した時、正直
ついていけるかな、と思ったものだ。
数学や英語を見学したが
ほとんどの児童が交流級に行っていて
数人が情緒級で授業を受けていた。
ほとんど自閉症スペクトラム軽度やADHD軽度の児童。みんな黙々とノートを取っていた。

私は家に帰ってから最近までずっと迷った。
それまで見学してきた級はほとんど知的級で、
クラスで和気あいあいの授業がほとんど。こんなに静かに淡々と進む授業に、息子はついていけるかと。

小学校担任の先生にも相談、児童精神科の担当の先生にも相談。
すると、意外な言葉がいただけた。

○○くんは、もっと勉強をしたいんじゃないかな
自分の殻を無意識にやぶろうとしているのでは

成長…

私が思っている彼はまだまだ甘えん坊でそんな事を考えている感じではなかったのに。先生方の意見も理由があってそういう風に言ってくださったのだろう。

その言葉で、私の迷いが少し晴れたような気がした。

うん、トライさせてみよう。
だめなら、またその時考えればいいのだ。チャンスは今だ。

春から情緒級に進学する息子を
全力で応援しようと思う

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