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雨のおはなし#1

版画作家のkatoyuiです。
身の回りの小さな変化にもなかなか注意を向けにくい日々が続きますが、いつのまにか暖かくなり、上着のいらない季節になりました。

そして、もうすぐ6月。
「あの時期」がやってきます。

梅雨。
ひたすらに雨が降り続ける毎日。じめじめとした空気とうっすら滲む汗。
何をするにもやる気を削がれるこの季節を「苦手だ」という人も多いかもしれません。

思えば、「そんな薄暗い気持ちが晴れやかなものになるように」との想いから私の傘づくりははじまったということもあり、この機会に「雨」について書いてみようと思います。

一言で「雨」と言っても、そこには400種類以上の「雨」が存在することをご存知ですか?
また、「雨」にまつわる言葉はさらに多く、1200個以上もあると言われています。

そんなたくさんの「雨」の中から、今日は私の好きな「雨」をいくつか紹介します。(紹介しきれなかった雨は、次の記事にて)


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・木の芽萌やし(このめもやし)
→春、木々の芽吹きをやさしく見守る雨のことです。



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・花の雨(はなのあめ)
→とくに、桜の花にかかる雨を桜雨と呼び、桜を散らしてしまう雨については桜流しと呼び分けられます。桜の散花を美しく表現する言葉にもなります。



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・雨滴(あめしずく)
→滴り落ちる雨粒。雨滴。雨の白玉。ガラス戸に当たってしたたり落ちるとき一粒の雨の姿を見ることが出来ます。



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・空知らぬ雨(そらしらぬあめ)
→涙のことをこう呼ぶそうです。さらに、涙がぽろぽろこぼれ落ちるさまは涙の雨、雨よりも激しく泣くことは雨勝りと呼ばれます。「涙雨」は「ちょっと降る雨」のことを指します。



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・愛雨(あいう)
→雨を好むこと。自然の摂理にしたがって降る雨は、動植物にとっては命の水の供給源であり、人の心にうるおいを与えるかけがえのない賜物です。


いかがでしょうか。
あるタイミングでの「雨」を様々な角度から例えてみたり、逆に人生における様々な出来事を「雨」でたとえてみたり、こうした感性は本当に日本ならではのものだなと思います。

「雨 種類」などで検索すると、たくさんの「雨」について簡単に知ることができますので、皆さんもぜひ、自分の好きな「雨」を見つけてみてください。



最後になりますが、雨の日の気分を旅仕様に切り替えられる私の傘アートブランド「SUSTO」。https://susto.design/

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毎年この時期には、多くのお問い合わせをいただいております。

在庫には限りがございますが、大切な人へのプレゼントや自分が前向きになるためのアイテムとして、この機会にぜひお求めいただけると幸いです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


サポートしていただいたお金は傘を制作するための口座に入ります。年々傘職人の高齢化、減少が進む日本で、熟練の傘職人は貴重な存在となっており、量産も困難です。SUSTOは、そんな数少ない国内の傘職人とともに、手作りだからこそできるこだわりの傘を少量ずつ丹精を込めて作り上げています。