見出し画像

本州縦断フットレースR7ステージ青森-新潟433kmその1(スタートまで)

8月12日から、本州縦断フットレースR7ステージ(青森-新潟)433kmを「走って」きました。まあ、途中で走れなくなって、予定を1日延ばして、後半はほぼ歩きでしたが。その備忘です。連載になります。

そもそも、本州縦断フットレースって、どこも報道していないし、なんですかそれっていう人がほとんどだと思います。

本州縦断フットレースコース図(スポーツエイドジャパン)

本州縦断フットレースは、新木場から新潟まで走る「川の道フットレース」、日本三大仮装マラソンのひとつ「年の瀬マラソン」などでお世話になっているスポーツエイドジャパン主催の大会です。全長1550kmのコースマップが作られていて、参加者は、R7ステージ(青森-新潟433km)、R8ステージ(新潟ー敦賀535km)、R9ステージ(敦賀-下関582km)、縦断ステージ(1550km)、往復ステージ(3100km)のいずれかを選択して、任意の出発日を登録して、スタートする仕組みです。エイドなどは全くありません。サポートを付ける人もいますが、わたしは荷物もすべて持って走りました。出場者は、指定されたチェックポイントを必ず通過しなければならないことになっていて、携帯で通過時間を報告します。

ちなみに、往復ステージに今年はこれまでのところ二人チャレンジすることが決まっていて、一人はすでに30日で完走されてます。1日100km以上を30日続けたということですね。ど変態ですね(この世界では褒め言葉)。

わたしは、2006年辺りから走り始めて、フルマラソン84回、100kmマラソン86回完走しています。100kmを超えるマラソンも26回完走していますので、ベテランの領域なのかなと思います(全然速くはないです。いつもぎりぎり)。いつも忍者服なので、走っていると、いろんな人に声をかけられます(あのときご一緒しましたねって、よく言われますが、すみません、ほとんど覚えていないです)。が、コロナ禍以来、体が鈍って、今シーズンはほとんど完走できない状態が続いていました。

今年は、大学の電気代が非常に上がってしまうということで、夏に一斉に休暇をとるべしというお達しがきてました。そこで、R7に行くことにしました。8月12日スタートで18日ゴールの心づもりです。ただ、8月はじめは、ワークショップを回すお仕事や講演などで、ほとんど準備ができないままでした。走り込みどころじゃありません。なんとか仕事をかたづけて、青森駅前で前泊することができました。

この中にすべての装備がはいってます。

装備は、ルートマップ、黒Tシャツ2枚、黒トランクス2枚、黒パンツ2枚、黒い頭巻きタオル2枚、鉢金1本(忍者が頭につけてるやつ)、黒い薄手のウインドブレーカー、ONの黒い防水ランニングシューズ Cloud 5、Itoitexの5本指靴下2セット、Itoitexの5本指じゃない靴下1セット、忍者の赤い手甲(腕にまくやつ)1セット、黒マスク2枚、「仮眠中起こさないで」の特注タオル1本、EVADICTの15リットルのトレランザック、ザックに付けるゴミ入れ用の赤い袋、GENTOS 閃シリーズフラッシュライト、LED リフレクターHAPPYJOINTナイトマーカーレッド、モバイルバッテリーAnker PowerCore 10000を2個、エレコム Bluetoothオーディオレシーバー2個、イアフォン60cm1個、皮膚保護クリームProtect J1、Band-aidマメ・靴擦れブロックレギュラー(コンピード)たくさん、Band-aidのキズパワーパッド各種たくさん、ロキソニン12錠、GARMIN745、携帯、各種充電用コード類・アダプター、入浴用タオル類ですかね。塩分補給タブレット、塩あめ、ソイジョイなど補給食は、最初の100km分を持って、あとは現地調達です。

雨が予想されたので、防水シューズとItoitexとコンピードでマメを防御する予定でした。靴が水没する状況では意味がなかったですけど。すべての装備は、ビニールの小分け袋に入れました。着替えの1セットは、圧縮袋に入れます。車軸を流したような豪雨に遭遇しましたが、水濡れでダメになった装備はなかったです。結局、紙のルートマップは、一度も空けずに、携帯に入れたGoogleマップのコース図で済ませました(GARMINさんに入れる方法をいまだに習得せず)。

次回は、青森から大館です。避難指示がでたり、道路が水没したり、大変でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?