商品を買うことは投票すること
皆さん、買い物するということを甘く見てませんか?
商品を買うことは投票をすることなんです。
「消費は自己表現である」みたいなことが倫理の教科書に載ってますが、これは「なにを買うかで個性を出る」ということです。例えば、ポテチのコンソメとのり塩、どっちを買うかで自分の好きな味がちょっとわかるよってことです。
これに少し似ています。
どっちを選ぶ?
質は全く同じで、普通のシャンプーと環境に優しいけど少し高いシャンプーがあるとします。その時どちらを買いますか?
自分のお金のことだけを考えたら普通のシャンプーのほうがいいですよね。
では次に、どちらのシャンプーを作る会社に今後残っていてもらいたいですか?
そうなると、環境に優しいけど少し高いシャンプーを作る会社だという人が多いのではないでしょうか。
これに決めた
二つ目の質問も物を買うときに考えてほしいんです。
買い物をするということは、自分がその商品をもらうと同時にお金をその会社にあげるということだからです。
そのため、その商品を買うということは
その商品を作っている会社にお金をあげて応援しているという意味
にもなるんです。その会社に残っていてほしいという意思表示ということです。
これって投票と同じですよね?
実は皆さんが買い物をする際、小さなことですが、将来どんな社会になってほしいかという投票に知らず知らずのうちに参加していたんです。
今後、大人になって車や家につなぐ電力を選ぶ時が来るでしょう。
その時、どのような会社に残っていて欲しいか、意識的に考えてみることも必要かもしれません。
君に決めた
ポケモンでサトシが「君に決めた!」って言いますよね。
ポケモンは一生の相棒で、会社はこれから生きていく社会に影響する大事な要素です。真剣に選ばなくてはいけないものなんです。
しょうもない例えを思いついたので書いてみました。