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2021年 年末調整の変更点について

今年も年末調整の時期がやってきました!
年末調整の事務を担当しているみなさん!!
そして何より年末調整書類を記入しなければならない従業員のみなさん!!
朗報です!!
なんと、2021年から年末調整書類への押印が不要になりました!!!

【従業員側】
●そもそも印鑑はシャチハタなのか、認印なのか迷う時間。
●「給与の支払者受付印」にうっかり自分の印鑑を押してしまうミス。
●年末調整書類に印鑑がないと言われ、また自宅に持ち帰り、印鑑を押す手間。

【会社側】
●押印がない年末調整書類に付箋を貼って、従業員にまた押印させる手間。
●年末調整書類の数字は合っているのに、印鑑がないために、書類を受付できない悲劇。

こういった煩わしいことがぜ~~~んぶなくなります!!
押印不要になったことで、世の中の人の何時間分が浮いたことでしょうか!?
2020年に大幅な税制改正があったので、2021年は2020年の内容のまま、
書類に押印がいらなくなったというイメージですね!


押印不要になったのは、年末調整の電子化の影響が大きいと思います。
2020年、国税庁で年末調整の電子化ソフトを開発したようですが、
給与システムがまだまだその国税庁の年末調整ソフトに対応しておらず、
結局従来通り、紙で年末調整をやる会社も多いと思います。
そもそも年末調整をすべて電子化できるのが理想ですが、
様々な給与システムが電子化に対応するのは一体いつになることやら・・・。


まだまだ紙での年末調整をやらなければならない方々にとって、
押印不要になったことは、2020年以上に大きな変更だったのではないでしょうか!?

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