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ARTのよもやま話

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アートというより「art」に関するよもやま話。Copyright©Susie Y. All rights reserved.
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2020年11月の記事一覧

クロード・モネ 《林檎と葡萄》 〜 アートの聖地巡礼(米国)&アートのよもやま話

シカゴ美術研究所で「もう一度みたい作品」を紹介している。今日は、クロード・モネ(1840−1926)の《林檎と葡萄》(1880)(*1)。 モネの作品の中でも珍しい静物画。モネといえば「印象派的な風景画」で、彼の太陽の光、風を感じるような筆致を思い出す。この静物画の中でも、風景画でよく使われたモネらしい表現が見受けられる。果実の表面の当たる繊細な光。そして光と共に流れるようなテーブルクロスの模様。この作品からも、モネが常に注目していたのは、「光」の新しい表現方法だったと思う

この作品を描いたアーティストは、誰でしょう? (答えあわせ) & クロード・モネ 《アルジャントゥイユのアーティストの家》他 〜 アートの聖地巡礼(米国)

昨日の記事の質問、「この作品を描いたアーティストは、誰でしょう?」。 答えあわせをする前に、ちょっと寄り道をしていこう。 まずは、米国のアートの聖地のひとつ、シカゴ美術研究所で「もう一度みたい作品 〜 クロード・モネの名画たち」(勝手にタイトルをつけてみた)のシリーズから、今日の一品。 クロード・モネ(1840 -1926)、《アルジャントゥイユのアーティストの家》(1873)。タイトル内の「アーティスト」は、「画家」でもいいのかもしれないけれども..。(*1) モネ

この作品を描いたアーティストは、誰でしょう?

マンガ原画も絵画でありアートだ、と少なくとも私はそう思う

noteでアートの記事を書く時に...「これまで」と「これから」

写真は、アートフォト専門ショップYellowKorner。東京日比谷にも支店があるようだけれども、パリには、結構な数の支店がある(*)。 当時は、YellowKornerも知らなくて、パリの街を歩いていて、偶然みつけた。私は、ヨーロッパの中庭が大好きで、みつけるとワクワクしまう。このYellowKornerも通りから1本入ったところにあった記憶がある(だから住所がわからない)。 noteでアートの記事を書く時に、自分が撮影した画像を用いることにこだわってきた。その理由がこ

美術館を守るために知って欲しいこと 〜パブリック・ドメインとクリエイティブ・コモンズの認識ついて一考

アート系の記事を書いてきた、ひとりのnoterとして、この記事を書く。 現在、国内外、どの美術館も財政状況が深刻だ。 ほとんどの美術館が入場料で経営が成り立っている。もし、あなたが美術鑑賞や美術館で過ごす時間がスキならば、読んでいただければ幸いだ。好きな美術館を支えるため、そして彼らの所蔵する作品の「価値を守る」ために、これから書くことを知って欲しいと思う。 もちろん、私も含め、それぞれの考え方や流儀があるだろうから、強制でも何でもない。ただ、どんな媒体でもプラットフォ