Twitterフォロワー増やす

VTuberがTwitterで楽にフォロワーを増やすテクニック5選!

※2019年公開→2022年02月全面リライト

本記事が公開されたのは2019年11月30日ですが、それから2年以上が経ち、私のTwitter/SNSに対する運用基準や価値観も変わっており、マーケティング知識も更新されてきました。また、私自身はさほど「VTuber」や「Vとしての私」に興味も執着もなくなっており、既にV向けに何らかの情報を発信するメリットもない立場になってきています。

(どちらかというと、私個人の立場は価値観はかなり現実を重視するように変化しており、VTuberにもメタバースにもWEBマーケティングにも、一線の距離を置いた物の見方になっております)

ただ、過去に「VTuber向けの伸びる方法論」的な情報を発信していた手前、今でも個人VTuberさんから伸びるためのアイデアを求められたり、あるいはそういった情報を発信している人とのつながりもあるため、最低限、過去の記事のアップデートを行いたいという気持ちもあります。
また、VTuber関係なく、1人でも多くのSNS運用者により良い未来を実現していただくため、自分自身の知識や経験を共有して発展させて欲しいという願いもあります。

残念ながら、私がVTuber向けの「伸びるための方法論」的な情報を発信して起こったことは「良いことよりは悪いことの方が多かった」ように思います。

端的に言えば「お前のせいで伸びない」だとか「そんなことしても無駄」だとか「それは自分のやりたいことではない」だとか、そういった類の声を浴びせられる結果にもなりました。その反面で、自分自身で考えて活動方針やTwitter運用を見直していただくきっかけにしてくださった方もいましたし、こういった情報発信自体を行っていたことが評価材料として仕事や利益につながる機会にも恵まれました。

その中でただ一つだけわかったことは「何らかの目的を達成したいのであれば、必ず痛みは伴う」ということです。

TwitterにしろYouTubeにしろ、私のようなマーケティング・ビジネス視野から発信されている「伸ばすための方法論」は、大なり小なり痛みを伴うことになります。

それぐらい、何かを成し遂げることは容易ではなく代償も伴うものです。ですので「そういうやり方をすると嫌われる」だとか「そのやり方に失敗すると傷つく」という批判の声も出てくることとなりますす。

もちろん、私も「SNSの数字を伸ばしたり目的を達成するよりも傷つかない方が大事」という人に、この記事で公開しているような方法を無理強いするつもりは毛頭ありません。

むしろ「何の代償も痛みも苦労もなく、自分が達成した目標が楽に達成できる方法」があるのだとしたら、ご教授して欲しいぐらいです。

文章や言葉には「他人に何かを強制する力」は一切存在しません。あるとしたら、単にそれを受け取る人の解釈の問題、そして、そこから考え方や行動が変わることで生じる結果のみです。

無責任な言い方になりますが「やりたければやればいいし、やりたくないならやらなければいい。ただ、どっちを選ぶにしても、その選択の結果と責任は自分で請け負えよ」としか言い様がありません。

前置きがとても長くなりましたが、言いたいことは「自分の頭で考えて、自分自身の意志で選んだ上で、他人の情報を参考にする気がないのであれば、私の発信する情報を読まなくていい」ということのみです。

なぜ、このような長い前置きをしたというと、個人がTwitter運用を真面目に行うことは大なり小なり痛みが伴うことになりますし、その痛みを軽減するためには事務的になってコミュニケーションコストを下げるドライな判断も時に必要になります。
ですので、私はこの記事で紹介する思考法や方法論に「どのような痛みが伴うか?」「その痛みを和らげる方法には何があるか?」まで加え置こうと思いました。

上記前提を踏まえた上で、この記事を読む上で読者に共有しておきたい前提情報は以下の3点となります。


▼この記事の前提
・便宜上、タイトルに「VTuber」と入れているが、VTuberのみならずSNS運用者すべてに当てはまる
・伸ばすための方法論にはリスクやデメリットも伴うため、実践の前に注意しておく
・あくまで「Twitterを活用して何らかの目的を果たす」ことが最終目標なので、伸ばすこと自体は重視していない


過去の私の活動および、本記事の初出内容に準じて「VTuberがTwitterを伸ばす方法」としておりますが、昨今のTwitter運用に応用可能な考え方や方法論も多分に含まれていると思います。

個人が商業的な打算も含むTwitter運用を行うとなると、大なり小なり利害の不一致やコミュニケーションコストなどの問題も生じ、ドライに他人との交流を絶つ判断も要されます。また、そのことに対して文句や批判を浴びるリスクはゼロにはできません。

私は率直に言って、今のSNS全盛のネット社会も、SNSに依存してしまった現代人のコミュニケーションの在り方も、心底大嫌いです。
古き良き匿名時代の一夜限りの出会いや盛り上がりがなくなり、嫌でも名義を紐付けざるを得なくなったこのSNS時代に、うんざりしています。
悲劇を生むためだけのものなのであれば、誰かを苦しめるだけのものなのであれば、こんなツールはすべて失くなってしまえばいいと思っています。

ただ、現実問題として「SNSがマーケティングやビジネスに活用されている」という事実、また「SNSを有効活用すれば、本来生まれなかった新たな出会いやチャンスが生まれる」というプラスの側面から目を背けていい理由にもなりません。

だからこそ、私が歩んできた道、経験してきた様々な事象から紡ぎあげた言葉を参考に、Twitterを駆使して自分が目指すべき場所にたどり着ける人が1人でも多く生まれることを願って、本記事を改めて執筆させていただく次第です。

なぜ、VTuberがTwitterを伸ばす必要があるのか?

そもそも論として「なぜ、VTuberがTwitterを伸ばす必要があるのか?」について、即答できる人は少ないはずです。
というのも、極論、才能も能力もある個人VTuberは「アーカイブ動画だけ淡々と投稿し、YouTube上のみで登録者数を増やしてしまえば良いだけの話」だからです。

ゆえに、VTuberがTwitterを活用する理由は、おおむね以下のような理由に集約されてくるはずです。

・動画・配信での集客力がないため、Twitterで営業やマーケティングを行いYouTube/配信アプリに誘導しなければならない
・YouTube上で集客する地力はあるがTwitterでの集客ブーストも必要
・他のVTuberとの接点を設けたい
・上記のような理由が不明瞭で「他の人もやってるからなんとなくやっている」

そもそもの課題として「YouTube動画(または配信プラットフォームのみで集客しきれていない)」を抱えており、その解決案や代替手段としての「Twitter運用」となります。
この大前提となる「自分には動画プラットフォームでの集客が上手く行っていない…」という課題自体を否定されてしまうと、問題の本質が特定できてないままの状態となるため、物事が上手く行かなくなるのです。

また「集客」と一言で言いましても、

・どんな顧客(フォロワー/リスナー/ファン)を集めたいか?
・逆にどんな顧客を呼び寄せたくないか?

で方向性も変わってきます。

たとえば、個人VTuberであれば、おおよそ以下のような属性のターゲットを集客したいと考えているはずです。

・活動の仲間を見つけ出すため(ゲームを一緒にする、一緒に創作活動を行うなど)
・自分を支援してくれる人(広報拡散協力・ファングッズの購入など)
・単なる友達づくりのため
・売上を出すため(動画広告収入・FAN BOXのマネタイズ・Twitterでのマネタイズなど)
・自分を全肯定してくれる信者

これらの「自分がTwitterで集めたいフォロワー層」によって、最適なTwitter運用方法も動画プラットフォームの扱い方も変わってきます。
とは言えど、まだ伸びてない段階の個人VTuberさんが上記のような集客属性を定めるのは難しいので、せめて優先順位だけでも決めておくことが大事でしょう。

たとえば、投資ポートフォリオに見立てて「自分が欲しいフォロワー層の比率はどれぐらいか?」を定めることはできます。

画像1

このポートフォリオ配分は必ずしも「フォロワー/チャンネル登録者数」での配分だけでなく、一人当たりの貢献度…つまり「ファンの質」も配分に加味されることもあります。
わかりやすく言えば「自分を全面的に支援してくれる人」や「価値観を共有できる人」が数人確保できれば、残りの数千人のフォロワーの比重は1%以下になることもありえるのです。

ですので、大事なことは以下の3点となります。

1.個人VTuberが動画ではなくTwitterで集客するのは、動画プラットフォームでの集客力不足の克服
2.集客したい人の属性をざっくり見積もっておく
3.集客したい人に対してのアプローチ頻度を分配しておく

極論、「自分が集めたい層がTwitterにいなそうなら、YouTubeのみの活動に注力し、Twitterは運用しない方がマシ」ということも考えられます。仮に、読者がTwitterに伸び悩んでいたり、あるいはTwitterでフォロワー数を確保できているにも関わらず何かを達成できていないと感じているのであれば、この「どんな人を呼び込みたいか?」が曖昧で、なおかつ、活動に割くリソースの割合が自分が本当に届けたい層ではなくどうでもいい層に割かれているからだと考えられます。

【旧】「#おはようVTuber」タグを活用して毎朝投稿する

VTuberがTwitterで効率よくフォロワーを稼ぐためには、ハッシュタグ「#おはようVTuber」を活用することです。

以下のハッシュタグ検索結果を見れば、多くのVTuberが「#おはようVTuber」で営業活動を行っていることが、わかってくるはずです。

朝に「おはようございます (適当に日常会話) #おはようVTuber 」とツイートし続けるだけで、簡単にフォロワーが増えるのですから、これは使わない手はありません。

また、VTuberらしく動画投稿も合わせることで、より強力な効果に期待できます。

以下のツイートは、おはようVTuberで動画投稿を継続に続け、順調に知名度を上げている「白虎えま」ちゃんのツイートです。

私も「#おはようVTuber」を毎朝自動投稿し、効率よく「いいね!」やリプを稼いでおります。

わざわざ朝早起きして投稿するのが面倒な方でも、自動投稿で効率よくVTuber活動が出来るので、ぜひとも試してその効果を実感してみてください。

【旧】他のVTuberに営業(いいね・リプ・引用RT)する

VTuberがツイッターで数字を伸ばすためには、他のVTuberに営業(いいね・リプ・引用RT)することも大事です。

とくに初期の頃は、まったく興味も関心もないVTuber同士で相互フォローし合ったり、あるいは少し上の人に媚びるなどして、数字を稼ぐ必要があります。

※あまり上の人に媚びても、反応がもらえないことが多いので注意!

VTuberは自分から営業しない・できないコミュ障・陰キャだらけなので、自分から積極的に交流していくだけでもかなり有利になります。

なお、営業とは「他人を利用すること」ですので、相手が用済みになったら無下に扱ってもOK。

このあたりのバランス感覚は個人VTuberである「麻倉由衣」さんが非常に上手い。

他人にしつこくフォローを喚起する割には、自分がファンからイラストや記事を提供されても1ツイートで「ありがとぉ~」と言うだけで済ませ、自分の数字にならない人間には清々しいほど塩対応することを徹底しております。

Twitterにおいて、フォロワーや他人は「自分の数字を稼ぐための駒」ですので、そのつもりで割り切って営業していくことが大事と言えるでしょう。

【旧】アイコン・ヘッダーをオリジナルイラストにする

VTuberがツイッターのフォロワーが数を増やすためには、アイコンやヘッダーをオリジナルイラストにするのも有効です。

「可愛い萌えキャラVTuberなら即フォロー」
「ちょっぴりえっちな萌えキャラなら即フォロー」
「イケメンキャラなら即フォロー」

ツイッターにおいて、VTuberやVTuberのファン層は絵や見た目でツイッターアカウントを判断するため、ビジネス系のようにプロフィールの経歴やツイッター内容が充実してなくても構わないのです。

(逆に言えば、経歴やTL内容から情報の価値を判断できない人が多いので、私のような文字情報だらけのツイッターアカウントは敬遠されがち)

その証拠に、VTuberの人気アカウントはツイッターの投稿内容がバカっぽくて何の参考にならない情報ばかりであっても、フォロワーが多い傾向にあります。

ちなみに「絵が良ければそれなりに数字が伸びる」という事実を認めたがらない人は意外と多く、個人VTuber界隈では以下のツイートが予期せぬ形で炎上した経緯があります。

上記のツイートはネタツイートですが、これをマジだと受け取って顔真っ赤にして脊椎反射してしまう人がたくさんいるぐらいには、個人VTuberは結果を出すためにありとあらゆる手段を使わない人が多いということです。

もっとも、私もアートワークにはこだわっていないため、VTuberとしての数字の伸び率はあまりいいとは思いません。

それでも、オリジナルイラストをアイコン・ヘッダーに採用した段階から、第一印象によるVTuberからのフォロー率はやや上がったように感じております。

ちなみに、私はクリエイター系VTuberである「甘音りお」さんの募集企画で描いて頂いたアイコンを利用しております。

また、ヘッダーはフリーイラストレーターである赤城京先生から提供頂いた画像を採用。

イラスト採用・アートワークによる数字効果の検証は難しいところもあるのですが、伸びているVTuberの大半がオリジナルのアイコン・ヘッダーを使用している事実から見るに、イラストレーターやデザイナーに発注しておくのもありでしょう。

【旧】他プラットフォームからTwitterフォローを促す

VTuberが効果的にTwitterフォロワー数を増やすのであれば、他プラットフォームからTwitterのフォローを促すことも非常に重要になってきます。

プラットフォームとは「YouTube」「Showroom」「17」「REALITY」といったサイトやアプリのことです。

どのプラットフォームも使ってみるとわかりますが、ツイッターアカウントと連動・紐付けがされており、視聴者が配信中にツイッターアカウントをフォローしやすい仕組みになっていることがほとんどです。

VTuberはとくに動画・配信からのTwitterフォローの流入が主なので、ぶっちゃけツイート内容がクソの役に立たないゴミでも、動画・配信経由でファンを獲得できれば、フォロワー数は増やせます。

この記事では詳細は省きますが、他プラットフォームからTwitterアカウントのフォローを促すメリットは非常に大きいので、出来る限り意識しておくといいでしょう。

※後日、動画・配信プラットフォームからTwitterフォロワー数を増やす際のコツやメリットなどをまとめていく予定です。

【旧】フォロバ目的の無差別フォローを実施する

VTuberがTwitterのフォロワーを増やすのであれば、フォロバ目的で無差別フォローを実施するのも手です。

SNSにおいては、他人は数字だとドライに捉え、コミュニケーションコストをカットすることも大事な考え方です。

(いちいち、全フォロワーの名前や活動内容を覚えている人がどれだけいることやら…)

実際、私も相互フォローとなったアカウント同士で、

・一度でも交流したことのある人
・発信している情報が役に立ったと感じている人
・純粋に一ファンとして活動内容が気になっている人

上記の条件に含まれるフォローアカウントは、全体の1割もいないと思っております。

SNSの相互フォローに関しては「名刺交換」ぐらいに考え、今後フォローし続けるメリットを感じないのであれば、どこかの段階で整理することも大事でしょう。

(別にフォロー外したところで、DMなどの連絡手段はいくらでもあるので、ブロックしない限りは互いに損失は生じない)

SNSにおける相互フォローは大した関係ではなく極めて軽いものなのです。

ただし、フォロバ目的で無差別フォローする際には、Twitter側の規制にひっかかる可能性があるので、その点だけは注意しておくといいでしょう。

Twitterの公式発表では「1日400人まで」と書かれておりますが、フォロワー数の少ないうちはスパム扱いされて規制がかかりやすいとの報告も多いので、初期のうちはやり過ぎに注意。

まとめ:Twitterのフォロワーは基本を徹底しておけば勝手に増える

以上、私が自分自身で試したり、他のVTuberさんにもよく教えている、Twitterフォロワーを増やす方法の紹介でした。

最後にもう一度、今回紹介した5つのテクニックをまとめておきます。

・「#おはようVTuber」タグを使って毎朝継続して投稿
・他のVTuberに自分から営業しにいく(返信・RT・いいねなど)
・アイコン・ヘッダーをオリジナル画像にする
・他プラットフォームからTwitterフォローを促す
・フォロバ目的の無差別フォローを行う

これらをすべて行う必要はありませんし、人によって効率や適性も変わってくるはずです。

VTuberにしても、Twitter運用にしても、仕事にしても、この手の「出来る人が当たり前に行っている努力」さえこなしておけば、自ずと結果はついてくるはずです。

もし、読者の方が今まで考えもしなかったことや見落としてたことがあったら、さっそくご自身のVTuber活動に取り入れてみてください。


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