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最後の引っ越し?

私はつい最近まで賃貸派だった。
結婚するときに、「家を買うつもりは全くない」と妻に断言した記憶がある。

賃貸に住み続けるのを許容してくれるのが結婚の条件と言っても過言ではなかった。
いや、さすがにそれは言いすぎたし、もし本当だとしたらそれはそれでダサい。

私が賃貸を推してたのは、リスク回避が一番の理由であった。

収入が減れば家賃を下げられるし、家族の人数に応じて間取りを選べる。災害で住居が破壊されても精神的ダメージは少なくて済むなど、変化に対応できる点が私が賃貸派だった大きな理由だった。
なにより何十年も同じ家に住むイメージが全く湧かなかった。

しかし、先週くらいから思いが一転して、一度家を買ってみても良いのではないかという気持ちになっている。
決して、不動産の営業マンに丸め込まれたわけではない。

ある日寝る前にふと、「どちらが死ぬときに後悔が無いか」考えてみたのだが、家を持つ方がが楽しそうだと思えたからだ。また、死に際に後悔しないだろうと感じた。


そこで、最近家について色々調べている。
ただし、焦るつもりはないし、納得いく物件が見つかったら買うくらいの気持ちでいる。

早速、不動産会社の人とやりとりもしていて、オススメの物件が色々と紹介されてくるが、自分の正直な感想を伝え、自身のペース、価値観を乱されないよう気を付けている。
特に、微妙だなと思った物件にははっきり「ナシ」と言うようにしている。
こちらの条件をしっかり伝えておかないと、良い物件を紹介してもらえないと思うからだ。


生まれてから今の家に住むまでに6回引っ越ししているが、いつでも引っ越すのはドキドキ、ワクワクする。


もし(まだ買うと決まったわけではない)、家を買うことになったら、次が最後の引っ越しになると良いな。

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