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【7/12現地観戦 / 大谷翔平】エンゼルス(LAA)VS.アストロズ(HOU)

普段私は野球の投稿をnoteにしていないが、中学時代に軟式野球部だったので当時から野球観戦を楽しんでいた。当時のMLBといえば、イチロー、大魔神佐々木、長谷川滋利さんのマリナーズコンビや、その後に松坂大輔、上原浩治さんなどのレッドソックスで活躍した選手がいた時代。

その他にもヤンキースから移籍した松井秀喜さん、長谷川さん、高橋尚成さんもエンゼルスでプレーした選手ということで、、、今回はエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムでの観戦レポ。

今LAに住んでいる邦人や、LAに観光や仕事で来る人で野球に興味がある日本人なら間違いなく大谷翔平の試合を見にいくだろう。一昔前なら、野茂英雄さんや黒田さん、マエケンなどを観戦しにドジャー・スタジアムに行ったのかもしれないが、今だったらベッツやカーショーのプレイなども観てみたい。

日本人選手を応援する人であれば、エンゼルスも首位争いをするドジャースぐらい強いといいのだが...

チームストアでの戦利品

今回は戦利品という言い方だが、この日はフライトの後で全然寝てなくて過酷だったので勝手に戦利品と表現している(本来はそういう使い方ではないが...)

エンゼルスのチームストアでは様々なグッズが販売されているが、今回の戦利品は2022年オールスター戦の大谷Tシャツ!昨日発売されたホヤホヤのやつ。

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ちなみに1枚65ドル(9,000円弱)。超円安なので普通に高い。ゴールドの感じがカッコよくすぐ売り切れるだろう。ちなみに、昨日は大谷翔平のこのTシャツの他にこのバージョンのユニフォームは見かけなかった。トラウトのこのバージョンのユニフォームはあった(180ドル也)

ちなみに、スタジアムに行く前に地元オレンジ郡のアウトレットモールに行ったが、シティコネクト版の大谷ユニをゲット...ユースのは90ドルと割安。

このモールのナイキに行くと、現地のバリバリのアメリカン風な人も普通に大谷翔平のユニフォームを着て買い物をしている。あらゆるスポーツをカバーする総合スポーツショップの店員も大谷ユニを着ていた。スタジアムでは、もちろんトラウトユニが1番人気で、その次は大谷ユニ。観客は日本人も多く、米国人も色んな種類の大谷ユニを着ていて人気がある選手なんだと再確認(まぁ2021年のAL MVPですから)


MLBの選手のウォームアップを観察

テロ対策国家アメリカらしく、スタジアムは持ち込み規制が厳しく、規定の大きさのトートかクリアバッグ類しか持ち込めない(つまり通常サイズのバックパックは不可)どこのMLBの球場もそんな感じらしく、正直日本も意味のない手荷物検査しているようであれば、こういった規制は重要で、例えば陸上選手への盗撮問題なんかも持ち込み規制が1番効果あると思う(今年の関東インカレと日本選手権では手荷物検査をしていたけどまぁ無意味...)

MLBでは多くの球場が6インチ(15cm)以上の望遠レンズは持ち込み不可で、バズーカはメディアパスを申請している人しか持ち込めない。私は6インチ(ギリギリ)のレンズで以下の写真を撮影。

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この日の先発のシンダーガード。今季は初回が鬼門でこの日も初回に2ランHRを献上。プロ野球選手のウォームアップをきちんと見るのは初めてだったが基本的には簡単な走動作の確認、臀部、ハム、股関節等の部位の動的ストレッチという感じ。

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マーシュ。今季の開幕当初はそこそこ打っていたが、最近は特に三振が多く打率が急降下。

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しかし、守備(レフト)でのファインプレーが最近多く、この日も大飛球をジャンピングキャッチのナイスプレー。

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ウォード。4月5月は規定打席に到達寸前の首位打者候補だったが、IL入りの復帰後に打順が1番から4番に。最近ホームランがあまり出ていないが、スマートなバッテイングをして良いライナー性の打球を相変わらず放っている。選球眼が良いので良いバッターだと思う。

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エンゼルス、いやMLBの顔であるマイク・トラウト。昨シーズンもそうであったが、今季も怪我が多い。んでもって、この日は途中交代と、またもや残念な結果に。。トラウトの今季の不調の時期とエンゼルスが勝てない時期がリンクしているので、この男が打つと今季のエンゼルスは勝つことが多い。

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実際に大谷が登板したした日にも2本のHRを放つなど、打つ時は凄まじい。MLBでのMVP3回受賞と、バッティング技術は素人が見手も一級品で、鈴木誠也選手が目標にしている選手。ローボールヒッターで低めの変化球をとらえて二塁打やホームランを打つのが超絶にうまく、大谷と比較するとコンパクトなスイングが特徴。

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試合前はサインをもらえることもある貴重な時間。現地のキッズが多く並んでいたが、そこにはトラウトは来なかったけど...

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大谷翔平は守備につかないといえ、DHとしての出場。今季は10盗塁を記録していて足が速い。簡単な走塁のチェックという感じのアップ。この日の翌日は大谷の先発試合なので、投手大谷のアップがどんな感じかを楽しみにしている。

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(無断転載は厳禁です!)


大ブーイングを受け続けるアルトゥーべの凄さ

今季のエンゼルスの開幕戦でもそうだったように、アナハイムでのアストロズ戦ではホセ・アルトゥーベに大ブーイングが起こる。

とはいえ、私はMLBのスタッツ(数字)を見るのが好きで、今季の大谷翔平よりも高いOPS .906をマークしているのがこのアルトゥーべでもある(流石に今はアストロズやアルトゥーべがサイン盗みをしているわけではないと思うが)

打者の指標として重要視されるOPS(出塁率+長打率)であるが、アルトゥーべの.906は現在ア・リーグ6番目とかなり優秀。話が逸れてしまうが、今季のア・リーグMVP候補の1人であるアルバレスのOPSが1.058でMLB全体のトップ。そのアルバレスを2次のファン投票で破って今年のオールスターで先発出場を決めた大谷翔平はやはりすごい(今季の大谷の今現在のOPSが.831のア・リーグ16位)。

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大谷翔平とアルトゥーべの体格差は一目瞭然であるが、今年の大谷のHR数が現在19本でアルトゥーべが17本。168cmと小柄(とはいえ体重90kg)ながら年間30本程度の本塁打をMLBで打てるアルトゥーべの凄さがわかる1枚かな、と。

ちなみに、大谷翔平は出塁するとどのチームの内野手からも声をかけられる、ユニコーンの選手。


エンゼルスタジアムの定番?のヘルメットナチョス

そこらの人が食べていたのがこのヘルメットナチョス。

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ヘルメットの中にメキシカンなタコス、ナチョスって感じのモリモリ丼。18.5ドルなので、1人で食べるものではないが、私は1人で来たのでもはや二郎系。

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サワーをかけないと到底食べられないぐらい辛く、もちろん、全て食べられなくて最後はみんなと同じくヘルメットとして持ち帰りました。ちなみに思っていた以上に並んで注文したのでエンゼルスの攻撃を1回分見れなかったが、まぁこれも経験ということで。


大谷翔平の打席は大歓声

この日はトラウトのユニフォームを着ていた人が一番多かったものの、トラウトが最近調子を落としているからか大谷の打席の時の方が大歓声。

これはちょっと意外だったところ。トラウトの実績はMLBの打者でもトップクラスであるとはいえ、大谷人気の大きさを肌で感じた。大谷のこの日はガルシア相手にヒットなし(2四球)

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7回裏に4点を返すエンゼルス。しかし...

この日のエンゼルスは7回裏に4点を返して5-5まで戻したものの、リリーフのイグレシアスが撃たれてジエンド。昨年は安定していたイグレシアスも今季のリリーフ失敗はこれで4、5回目?

ということで、エンゼルスはここ12試合で大谷が登板した日しか勝てていないという状況。チームの連敗を14でやっと止めたのも大谷。開幕当初はアストロズを上回って首位だったのに、うーん。。

大谷以外の投手陣が崩壊、打線は三振の山を築いてここ12試合はだいたい2−4安打程度の湿った打線。。

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スポーツナビより引用)

この日もエンゼルスは5点を入れたとはいえ2安打のみ。。一方のアストロズはア・リーグ西地区断トツの首位ということで、きちんと打球を前に飛ばせていたし、やはり強いなぁという印象でした。


大谷は7/19 MLBオールスター戦で2年連続の先発登板なるか?

7/19のオールスターゲームのア・リーグ先発候補はマクラナハン(レイズ)かコール(ヤンキース)か大谷というところ。ナ・リーグがアルカンタラ(マーリンズ)かカーショー(ドジャース)。前半戦でMLBトップタイの11勝を挙げている39歳のバーランダー(アストロズ)はオールスターで登板しないそうだ。

大谷の2年連続の先発起用もあるかもしれないが、個人的にはマクラナハンとアルカンタラの先発、リリーフで大谷という感じで見てみたいが、今年はドジャースタジアムでの開催なのでナ・リーグはたぶんカーショーが先発だろうなぁ。


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