この世の悪事再び

前に一度祖母の話し方が苦手だという愚痴を書いた。要するに結論から言わないでずーっと経緯を話し続けるのをやめてくれという話。でも自分だって同じ話し方するよなってまとめたんだけど・・・

やっぱり僕も結論から言わない人間だった。


お仕事で使う機械の見積りをして欲しくて業者さんに電話したときのこと。まずは見積りをして欲しいことを話せばいいのに、「今度こんな業務をすることになりましてぇ」から始まり「つきましてはまだ計画段階なんですけどぉ」と長々経緯を話してしまった。結局相手から

「要するにお見積りをすればいいんですよね?」

と言われて

「はい!!」

って元気よくお返事して終わり。10分程度の電話だったと思うけど、こっちが結論から話してれば5分くらいで終わったかもしれない。

なんで結論から話せないんだろうとウジウジ考えたけど、多分結論よりも先に話した経緯の方が、自分にとって相手に話したい内容だったんだと思う。見積りを依頼した機械は買うかわからない物だったので「買うかどうかは金額によるところがあるので、買わない場合はそちらにとっては徒労に終わってしまうかもしれません、すみません」という謝りたい気持ちの方が見積りをもらうことよりも大事なことだったんだと思う。見積りなんて検討のためにもらうのだから、相手だっていちいち気にしちゃいないかもしれないけど、気になるんだから仕方ない。仕方ないけど相手に気を遣った結果、相手をイライラさせるような行動をしていたら世話ない。

なんか見積りの話ばっかりしてる気がする。見積りキライ。

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