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今後のSushi Bar Mugenについて



こんにちは!
東京の六本木で「鮨 × 音楽」をテーマにした鮨屋Sushi Bar Mugenを営んでいますirugoと申します。

かなり久しぶりの投稿になりますが、今回は今後、Sushi Bar Mugenがどのような飲食店を目指していくのかをご説明させて頂こうかと思います。

2021年1月8日、コロナ禍真っ只中で「間借り営業」からスタートし、なんとか今日まで営業が続けてこれたのは、いつも応援してくださる常連様をはじめ、これまでご来店していただいた全てのお客様のおかげです。

本当に感謝してもしきれません。ありがとうございます。


恵比寿の間借り営業時代


オープン当初、「若い世代でも気軽に楽しめる江戸前鮨」をテーマに恵比寿で間借り営業から始まったのですが、六本木への店舗移動を経て、僕自身の「ご提供したい空間」のイメージが当初よりかなり変化してきています。

六本木移転後の店舗

店舗移転により冷蔵、冷凍スペースが大幅に増加し、これまで以上に食材を適切な温度での管理が可能になり、ネタの「熟成」も行えるようになりました。

また、ストッカーの導入により、−60℃での超低温冷凍も可能になり、「旬」の時期が短いお魚も大量に仕入れ、ほぼ劣化しないままの管理が出来ることにより、コースのネタの種類の幅が大きく広がりました。


-60℃で40日冷凍した鰊
アニサキスのリスクは限りなく0に近く
血合の色が全く変色していない


お酒の種類も恵比寿時代とは比べ物にならないくらいになり、オリジナルグラスも作成しました。

Nervous Recordsのパロディグラス


今後もお鮨との可能性をまだまだ追求してまいります。


お鮨をご提供する「つけ台」も1種類から始まり、今では毎日どれを選ぼうか迷ってしまうほどです。

有田焼×12インチレコード


まだまだ導入したい酒器、器、調理器具などはたくさんあり、今後も少しづつ揃えていきたいと思います。

オペレーション面も、恵比寿時代は完全に1人で行っていたのですが、現在は2人、3人でも営業できる日も増えています。

若女将がいる営業風景


電話、レセプションなどを担当するオーナーの宇佐美


そしてついに9月から、正式に2番手となる待望の新人が入る事になりました。

栃木県那須塩原出身の26歳「Joe」

ラップするjoe
見た目はちょっと怖いですが
とっても真面目で優しく、人懐っこいです


Joeが入る事により、9月以降、徐々に僕は完全に握りに集中できるようになり、Joeの成長によっては、今まで1回転に1回炊いていたシャリを2回に、ネタの切り付け、仕込みを握る直前に行える事も可能になっていくと思います。

ドリンクも今以上に高いレベルでのご提供も可能になります。

僕1人の営業の時は出来なかった細かいサービス面も、一流店に引けを取らないように改善してまいります。

それに伴い、2024年の10月以降、コースの値段を変更させて頂きます。

※全て税込価格
Lunchコース¥6600→¥8800
Kingコース ¥9900→¥12100
irugoコース ¥9900→¥12100
Fullコース ¥14300→¥16500
Digginコース ¥14300→¥16500

コースの品数は変更はしませんが、仕入れるお魚のレベル、仕込みの質はもちろん、お食事後の満足度も値上げさせて頂いた以上の物になるよう、全力で成長していきます。

鮨屋戦国時代の今、様々な鮨屋さんがオープンしており、SNSを通して「コスパ店」なるお店もかなり認知されております。

今後Sushi Bar Mugenが目指すお店は
「お鮨と音楽」をベースに美味しくて楽しい空間は当たり前に、そして、Sushi Bar Mugenでしか味わえないようなスペシャルな体験を毎回ご提供できるようなお店です。

まだまだ自分でも答えが見つかっておらず、反省ばかりの毎日ですが、お客様に支えて頂きながら、最高に幸せな営業をさせて頂いております。

お客様への恩返しはお店の「成長」が1番だと思いますので、1日1日ほんのちょっとでも良くなるよう、全力で過ごしてまいります!

少し長くなりましたが、9月以降の新体制後も何卒よろしくお願いいたします!



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