見出し画像

引越し物語

引越しやめた。

契約を更新する前に引っ越すんだと意気込んでい6月。

つい先日まで、更新料を払うのは9月だと思っていた。
そしたら8月に払わなければいかんのかい。

知らないぞ、そんなこと。

いや、私が見過ごしていただけである。

責めるのなら自分。

ということで自分が思っていたよりも切羽詰まっている状況にいるということに気づくのです。
そうなると私はもう頭の中が「物件探さなきゃ、いいところ、いつまでに見つかればいいの、もういっそここに住んでしまうか?」と焦る焦る。

結局、焦ってもいいことはないということで一旦、契約を更新することに決めました。
この決断の背中を押す出来事となったのが「おみくじ」である。

7月の初め、友人と出かけた際に神社にいった。
そこでおみくじを引いてみると「転居 急がぬがよし」
なぬ。そんなこというなよ神様。

と、その次の日また別の友人と神社へ行きました。
また、おみくじを引いてみると「転居 しないほうがよい」
おい、からかっているのか。

2日連続でそんなことを言われたら、ちょっと怖いじゃないか。
もちろん、たかがおみくじと言われればそれまでなんだけども
そうは言っても心の隅で引っかかるでしょ。

ということがあったので職場の人たちに話してみると
「じゃあ、あと一回ひいてみて、同じ結果だったら引越しやめたら?」
という方向に至ったので引きました。
近所の神社で、神社の方に両替を頼むくらい必死に。

ガラガラと箱を揺らし出てきた棒の番号をみせておみくじの紙をもらう。
そこには「転居 急がぬがよし」
もうわかったよ。
というか3回も出てくれて逆に清々しい。

そして運勢は大吉でした。
記念に持ち帰りました。

そんなこんなで私の引越し物語は一幕を閉じたのでした。
めでたし?めでたし?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?