声(バンドアレンジ)

『声』作詞:作曲:編曲:すさのわ(森脇謙治)

悲しみの声が聞けない
自分につく嘘が増えていく
どれをとって並べたって不自然なバランスで崩れる

本当はもう気づいている
体の奥の微かな声
今はひとり耳を澄まし
静寂に自分を放つ

朝焼けに染まった静かな時間の中で
新しい風の行方見つけ飛び立つ

僕の奥の方で声がしている
この声は僕にだけ聞こえている響いている
確かなものだけ
そして僕は歌う鼓動に合わせ
たった一つ自分の声で
この地球の蒼に溶ながら響く

あなたの声が聞きたいよ
考えた言葉じゃなくて
頬を伝う風のような無垢なままのあなたの声

夕暮れ時には長く伸びる影と共に
明日の方へ遠く遠く希望を導く

君の声がこの夜空に響き
星の間を埋め尽くせば
遠い未来を奏で続ける旋律となる
いつか流れ星と共に夜空
飾れるあなたの声は
夢を乗せて時をかける遥か彼方を目指して
どこまで遠く響く声

星をつなげてできたメロディ
瞬きのリズムは永遠を刻む
幾千の星を奏る輝きのハーモニー

君と僕の声が一つになり
重い扉は開かれていく
今はまだはっきり見えない未来でも
深く吸い込んだ息で真っ直ぐ強く
この声だけ届いて欲しい
忘れないよ僕らここで出会えた一つの奇跡
心一つに響きあえる声