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your song project 「薪ストーブが似合う家」

先日、your song projectの為、Nさんとお話をしたという記事を書きました。

その後、もう一度Nさんとの出会いから、これまでを振り返ったら、既にNさんと出会って出来ていた曲があったことを思い出しました。

もう6年位前のことになります。
地元の小さな駅のスペースの一角で「薪ストーブ体験のイベント」が開かれました。
Nさんは地元の建設会社にお勤め。
薪ストーブメーカーさんと共同で薪ストーブの良さを感じてもらいたいという趣旨のイベントを開催されました。
その駅には他に会社のオフィスや産直市場のお店が入っていたり、そして、駅の待合室はイベントスペースの機能も持っていました。

そのイベントの主催者がNさんでした。
地元のイベントスペースで商品のプロモーション活動。
都会ではよく見る販促イベントも田舎では珍しく、その駅では初の試みだったかもしれません。
そういった趣旨を聞いてたので、これは音楽で盛り上げたいと、僕も色々考えました。
当時はまだYouTubeも今ほどメジャーな時代では無かったですが、その日が近づく何日か前から僕の弾き語りの動画をアップしてそのイベントの告知もしていました。

そして当日。
薪割体験コーナー、薪ストーブで焼いたマシュマロや温めたスープ等、実際に薪ストーブを使ったライフスタイルを体験出来るワークショップがありました。
そして、薪ストーブの商品説明など。

そういった中の催しとして僕の音楽を披露する時間を設けてくださいました。
初めからミニライブをするということは前提にありましたが、それだけではつまらない気がして。
そして考えました・・・

「みんなで薪ストーブの歌を作ろう」という企画。


大きな白紙の看板を用意しておいて、薪ストーブのこと、感想、イメージ、何でも自由に書いてもらうスペースを設けました。

そこに書かかれた内容を基に僕がその日に作詞作曲をする。

イベントの最後にそれを披露する。
そういう企画を思いつきました。


今思えば、ちゃんと曲が出来るのか、冷や冷やの企画でしたが、簡単なテーマソング的な曲が一曲出来ました。
その時の歌詞は、皆さんが看板に書かれた言葉、メーカーさん、Nさんの薪ストーブに対する想い、そういったものが基になりました。
1日イベント会場にいれば薪ストーブの話をするし、これをどう使おうか?とか、薪ストーブがあったらこれがしたい、とかそういう話が自然にこぼれてきます。
そういったものを集めていたら曲が出来上がりました。

今、やっているyour song project 。
もう既にその種があったんだと振り返って思いました。

思い返すと点は線へ繋がっていきます。

今この時、得られているものは実はあの時のこれに繋がって来てたんだ!
何だかそんなことの連続です!
そんなストーリーを生かしてもらっている気がします。


これから寒くなる季節。
その時の薪ストーブ体験でも思いましたが、薪を焚いて暖めた空間にいると芯まで温まります。ほんとポカポカ。

いつかは薪ストーブの家に住んでみたいというのは、この当時からの憧れ。

薪ストーブが似合う家に住みたいですね。