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計画性より偶発性

ゲストハウスをやっていて、思うのですが、旅のお客様が求めてらっしゃるものは、旅先での偶発的な出会いとか、気付きなんですね。

一昔前は旅に出たら、あれをして、これをして、あそこに行ってと計画をするパターンが多かったと思います。
計画をしている時、既に旅が始まっていて、それ自体も楽しいものでした。

しかし、情報が溢れた現代に於いては、その場所のことや動画なども既にたくさんネットにあって、そこに行くことを楽しみに、ということだけでは満たされなくなって来ていると思います。

では、なぜ旅に出るのか?

それは日常のエリアを離れたからこそ体験できる、偶然の出会いや、タイミング、想定外の事を経験する為なのではないでしょうか?

偶発性という未知なる体験を求めて旅をするのだと思います。

たまたま道に迷ったから、夕暮れに沈む夕日が見れた。
たまたま雨が降ったから、雨上がりの虹が見えた。
たまたま入った飲食店でおすすめのスポットを教えてもらった。
そんな話をよく聞きます。

たまたまという偶発性。

この偶発性を起こす為には、ある程度の余白やそれを引き寄せる前向きさが必要です。
目の前に起こったことがもし想定外でも、「これは何か面白いことがある布石かも!」とワクワクできる感覚です。

そういう感覚があれば、きっとどこへ行っても楽しいし、どこかへ行けば何かが起こるはずです。

幸い日本はすごく安全な国だと言われます。
常に警戒をしていなくても、ある程度の安全は保証されています。
そんな国を旅できる幸せを見逃す手はありません。

とりあえず、最低限の荷物を持って、気の向くまま、足の向くまま出かけてみましょう!

そこで何か新たな必然に巡り合うかも知れません。

そして旅中心の生き方を選ぶことも出来ます。

うちの宿も登録していますがADDressという住まいのサブスクサービスもあります。

ちょっとしたことをきっかけに、人生は大きく変化するものです。

それには実際に出会いがとても大切。

さあ、今日で一年の半分が終わりました。

僕自身もこれから、どんどん色々な場所に出かけていきたいと思います!

なるべく身軽にして、余白たっぷりで、気のむくまま、進めばいいのです!