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誰かの物語を生きる人生から、自分の物語を生きる人生へ

わたしたちは長い間、外側に一つの世界があると思っていて、その場所でたくさんの人が生きているような、ものの見方をして来ました。

その世界の中には制限がたくさんあって、数も限られていました。

だから、その中に登場する人物の一人として、生きていたんだと思います。

誰かの物語に、加わる一人として生きてきた。
そんな時代だったんだと思います。

今、現在進行形で起きている大きな変化、それは外側には人の数だけ世界があるという認識への変容です。

こういった感覚になっている人も既に多いと思います。
そして、こういう感覚になる前提として、ネットという新しい空間が生まれたこともあります。

ネットにアクセスする時は基本、一人だと思います。

ディスプレイ越しに広がる世界はその人だけにセグメントされた世界です。

この世界を見ているのはいつも、わたし。
その世界の中で、それぞれの知識や認識や考え方が作られます。

もうそこは、統一化することはできません。
マスメディアではないのです。

自分に合った、メディアを選んでそこにアクセスしているはずです。

そうした時間が増え、認識構造もそこから立ち上がって来れば、必然的に現実世界もそのように見えてきます。

だから、あの人も世界を持っている、この人も、そして私も・・・
そういう認識の方がピンとくるようになったのだと思います。

だから、外側の正しさを主張しても、もう仕方がないのかも知れません。


こういう時代を前提にして、わたしたちが生きるとするなら、これからは自分の物語を生きるということになってきます。

そして、それは自分の好きなように生きるとか、そういう感じではなくて、自分がこの人生を作り、自分がそこを生きているんだという感覚です。

ここのところをしっかり認識する為に自分の人生のハンドルを自分が握ることが大切です。
誰かの自動操縦に任せても、面白くありません。
そんなのもったいない。

そして、自分の物語を生きる為には、自分のことをよく知る必要があります。

何をすると嬉しいのか、何をすると悲しいのか、何をしていたいのか。

大体の物語の主人公は個性的ですよね。
良いところも、悪いところも合ってそれが魅力!

だから、わたしたちだって、それぞれの個性を否定することなんてないんです。

だからこそ、この物語が面白くなる!
その為の要素の一つです。

自分の物語を生きる準備を整えましょう。

それを誰もが待ち望んでいます。