インナーチャイルドは何を歌っている?
心理学の言葉に「インナーチャイルド」という存在がありますね。
アダルトチルドレンという言葉もあって、このインナーチャイルドが癒されないまま大人になった、というような意味で使われます。
インナーチャイルド・・・僕のイメージでは社会的な個を確立するために追いやった、精神的な個という感じです。
社会的な存在になるために、自己に様々な制約を与えて、○○せねば・・・で自我形成をした結果、心の奥底に沈んでしまった、もうひとりのわたし。
心の奥底に沈んでしまっているから、そのインナーになかなか、入っていけない。
でも、チャイルドは深いところで、悲しんでいる。
そういう状態が続くと、社会的には問題が無いようだけど、何かが足りない。
何か違う、自分らしくない、でもその理由が分からない・・・
そんな状態に陥ります。
何かを求めるんだけど、その何かが見えないから、モヤモヤが続く。
そして、結果的に、それを誤魔化すために、その穴を埋めるために、何かをがんばってしまう。
それが目的のように思うんだけど、なぜかしっくりこない。
なぜ?なぜ?
そんなループにハマるってこと、あると思います。
そのような状態はやっぱり苦しいですね。
外からは問題ないように見えるから尚更。
何か物足りない・・・
その源で蠢いているのは、きっと、あなたのインナーチャイルドなんです。
でも、その存在はずっと、伏せられていたから出方が分からない。
インナーチャイルドにしても、今更、出てきてって言われても・・・みたいな・・・
でも、ここを打破するには、一歩踏み出すしかないのです!
それが自分と向き合うタイミング!
じっくりと、自己と向き合うことによって、だんだん存在を許されてきます。
余計なジャッジは要らないんです。
許すこと。受け入れること。
インナーチャイルドはそれをただ待っていたんだから。
そこに僕は音楽のエッセンスを加えてきます。
インナーチャイルドが何を歌っているのか、感じ取る。
そんな風にして、自己を解放できたら・・・統合への第一歩ですね。
それは僕自身が経験してきた、道のり。
インナーチャイルドと歌。
これを組み合わせて、インナーチャイルドを癒したい。
そんなことを考えています。
この曲は僕の中のインナーチャイルドが歌っていた、歌です!