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コンビニ店長を辞めた

タイトルの通り、私はコンビニ店長を今日辞めた。
これからもコンビニに関わるのであまり詳しいことは言えないが、自分の気持ちに一区切り付けたくてこのnoteを書いている。
関係者各位、もし見つけてしまったら心の中にしまってください。
あとあまりにも詳細に書くと身バレしてしまうので結構端折ってます。すみません。



私は元々飲食店に3年程勤めた後、大学で水産経済学を勉強したくて受験勉強の傍に参考書代と携帯代稼ぎで家から1番近いコンビニで働き始めた。
飲食店時代に培った負けん気で頑張ってきたら、店舗拡大するので店長やってみますか?と言われたのが去年の11月。
正直嬉しかった。人生で2番目に嬉しかった。だって人生初の役職持ちだもん。
(1番目は前職で配属されたかったお店の社員になれたこと)
そこから年末商戦、店長研修などであれよあれよと月日が経ち、ついに就任月である2月を迎えた。
あの時は店長になれる嬉しさで浮かれていたが、すぐに現実にぶち当たってしまった。

売上と利益、スタッフの仕事に対する意欲の低さ、エリア内における内外共における評判の悪さ、離職率の高さ…
まあ想像に難くないとは思うけど、いざ自分が背負うとなると重い、重すぎる。
しかし私はそこでは負けられない。
まずは自分が動かなきゃとひたすら自分が朝から晩まで休み無く誰よりも働いた。

次第にスタッフが協力してくれるようになった。
本部社員が彼なりに頑張ってくれるようになり笑顔を見せてくれるようになった。
営業所長がチラチラ様子を見にきてくれるようになった。
お客さまからの評判が良くなり客数と売上が伸びてきた。

しかし、この頃にはお客さまやスタッフに見せる笑顔の裏では心身ともに限界に迎えていた。
苦しかった。毎日ウォークインや倉庫の裏で1人で泣いていた。

退職の決め手となったオーナーの一言がある。
「太った?売り上げを上げるために痩せなさい」

この言葉を聞いて、今までの半年の私が全否定された気がして、オーナーが帰ったあと、シフトはあったが、ボイコットしてすぐに自宅に帰った。自分の心を守るために。

確かに店長になってから20kg増えた。
ストレスで暴飲暴食気味になり太った。
でも数字と体型を結びつけるとか1人で半年店を守ってきた女に言うか?

その日の夜死にたかったから楽に死ねる方法を試した。
でも単純に爆睡して終わった。
あまりにもおかしすぎて1人で笑ってしまった。
と同時にこんな思いをしなきゃいけないお店に私はいつまでも固執してられるか?と思った。

さて、落ち着いて今日退職の旨を伝えにお店に行った。
オーナーの第一声を聞いてやはり退職して良いかもと思ってしまった。
「◯◯さんのせいで商談が2件潰れたんだけど」
ちょっと待て、お前の発言のせいでこちらは自殺しようとするくらい追い込まれたのだが…

これで呆気なく私の半年の店長生活が終了してしまった。


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