【空想地図×リアル宝探し】「空想都市トラベル」遊んでみた！（バーチャル謎解き）

架空の街「中村市(なごむるし)」を描く「空想地図」と、リアル宝探しがコラボレーション。空想の街のリアルな映像を見ながら、大富豪が残したお宝を探すバーチャル謎解きプログラムを遊んでみました。

想像上の街でありながら、その発展の歴史や生活する人々の営みを感じさせるほど精緻に描かれた地図は、街歩き系の謎解きであるリアル宝探しと相性がバツグン。

この記事ではどんな点が、他の謎解きプログラムと違って新鮮だったのか、注目ポイントをわかりやすく紹介していきます。

空想地図「中村（なごむる）市」とは？

ありそうだけれど、どこにもない街の精緻な地図を描く「空想地図」は、地図マニアの中で作成することが静かなブームになっています。

なかでも、空想地図ブームの火付け役となった地理人・今和泉隆行さんが作り上げる「中村（なごむる）市」は、街の発展の歴史や、そこに住んでいる人々の生活を感じさせる「リアリティー」にこだわり、描き込まれた「ディティール（細部）」が高い評価を受け、メディアで広く紹介されています。

空想都市へ行こう！（今泉氏のサイト）：https://imgmap.chirijin.com/

バーチャル謎解きプログラムとは？

実際の街や公園、遊園地のようなアミューズメントスポットを見て回りながら謎解きを行うタイプのものは、開催地が遠方で参加が難しかったり、開催期間が終了してしまって参加を逃してしまうことも少なくありません。

リアル宝探しを制作・運営しているタカラッシュ！さんは、上のような残念な思いをしている謎解きファンのために、「バーチャル謎解きプログラム」というコンテンツを展開しています。

これは、現地の景観を映像化し、LINEアプリを通して提供することで、自宅にいながら街歩きや施設を探索しているつもりになれるものです。映像の中には、現地を歩いて探す必要のある「謎解きのヒント」が映し出されており、手持ちのキットと合わせて、時間や場所を選ばず謎解きに参加することができます。映像なので、開催期間も気にする必要がありません。

※次のブログ記事では様々なバーチャル謎解きプログラムを紹介しています。よろしければ、ご参考ください。https://dnazo-game.com/category/utinazo/virtual-nazo/

空想の街をバーチャルで体感させる試みが新しい！

前項のように、もともと「バーチャル謎解きプログラム」は、自宅で気軽に周遊タイプの謎解きイベントを遊べるようにしたものでした。

その今まであったシステム（バーチャル謎解き）を利用して、架空の街を物語の中で再現しようとする試みがとても新鮮で面白かったです。

架空の街「中村市」を映し出す映像や画像は、実際にはどこかの街角や民泊施設の景観を利用したそうですが、そうやって視覚情報を得ることで、地図に描かれた「中村市」を実際に訪れた気分になれるのは、心躍る体験になりました。

惜しむらくは、今回はプロトタイプ版ということで、街の景観映像が少なかったことです。今後シリーズ化するそうなので、次作以降に期待したいと思います。

ですが、地図とにらめっこしながら解き明かす謎解きは、とてもワクワクする時間を作ってくれました。細部までこだわりが貫かれた空想地図、そこに描かれた地名や建物、ちょっとした路地や交差点など、謎解きのヒントを探しながら目を配る。時には実際にそこを歩いたり、探索している視点の映像を見て、地図だけではわからなかった以外な景色を目にしたり。

一筋縄ではいかない、なかなかの難易度ですが、休日にじっくり腰を落ち着けて、挑戦してみるのに丁度良いコンテンツでした。

それでは最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。この記事がお役に立ちましたら「スキ」ボタンを押して頂けると励みになります！

※物語概要や所要時間、コンテンツ購入サイトなど、より詳細をブログ記事でも紹介しています。よろしければご活用ください。
https://dnazo-game.com/3769/