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【動画要約】両学長 - 【究極のほったらかし】「ターゲットイヤー型ファンド」について解説

■ターゲットイヤー型ファンドって何?

時の経過とともに、リスクが減っているファンド
・10年、20年といった長期投資が大前提
・退職日など「目標とする期日」を設定する
・国内外の株・債券に幅広く投資するバランスファンド
・目標期日が近づくにつれ、リスクの高い資産が減っていく

■ターゲットイヤー型ファンドの5つの弱点

①コストが高い傾向
楽天・全世界株式インデックスファンド→信託報酬0.132%
東京海上ターゲット・イヤー・ファンド2055→信託報酬0.308%

②出口でリスクゼロになっているワケではない
出口付近で、すべての株式・債券が売却され現金化されるとは限らない
何に投資しているか、必ず自分で確認して、中身を理解して投資するべき
→勘違いしている人が多い

③乗りたい時に相場に乗れない
株式市場は、いつ盛り上がるかわからない
ターゲット型ファンドだと、株式が盛り上がっている時に相場に乗れない

④年齢が上がる=リスク許容度低下とは限らない
人によっては、年齢が上がると収入が増え、資産も増え、資産経験も積めて、ますますリスク許容度が高くなる人もいる
機会的にリスクが下がっていくというのは余計なお世話になりかねない

⑤人生は予定通りいくとは限らない
目標の期日を迎える前に、起業して独立するかもしれないし、リストラされるかもしれない。
極論、投資家の仕事は、その時々で自分のリスク許容度を正しく把握して、そのリスク許容度の範囲内で優れた投資商品を選ぶこと

■ターゲットイヤー型ファンドをおすすめできるのはこんな人

①長期投資を実践できる土台がある
来るべき日まで一切このファンドには手を付けないぐらい、生活防衛資金が常に確保されている必要がある

②基本的な投資の目的は、老後資金を貯めること
住宅購入費用や、教育費のためというよりは、老後資金のためのファンド
20年や30年先という超・長期目線のもの

③極度のめんどくさがり屋さん
一切アタマを悩ませなくていいので、ほったらかし投資の究極系

④典型的なライフスタイルの会社員・公務員
年齢の上昇に合わせて収入も増えるけど、家族が増え、家や車を買ったり、教育費がかかるようになったり、「生活コスト」も同じように上昇する
歳を取ればリスク許容度が下がる傾向にある人

⑤自制心に自信がない
退職後は、仕事をやめて収入を失う=リスクをとれなくなるので、株式市場がどうなっていようと、債券や現金などに組合変えるべき
ターゲットイヤー型ファンドなら、人間の感情を無視して自動的に現金化

上記で当てはまる項目が4-5個あるなら、検討しても良い

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