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第1章 どこに向かってSDGsを推進する?


 次世代の子達と地球が喜ぶそのためにSDGsを推進していきませんか?

・SDGsとは?

 「SDGsを一言で表すと何だと思いますか?」
私たちはSDGsは一言では言えないと思っています。なぜならワークショップなどで「SDGsって何だと思いますか?」って聞いたときに様々な回答があります。そしてそれぞれが正解だとも思います。ですので聞いていて何だと思われるかもしれませんが、一言で言うのではなくてそれぞれの人が自分の答えを見つけられるようになることが大切だと考えています。
 
SDGs(エスディージーズ)とは持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)のことで,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国、先進国にかかわらず地球に住む一員として取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,近年は多くの好事例も見られてきました。
これまで環境問題や社会課題の解決に取り組むことは経済性と具体的につながっておらず、ビジネス界においてあまり注目されることはありませんでした。しかしSDGsは経済・環境・社会の調和をとることが盛り込まれており、課題に取り込むことと経済性のかかわりが示されていることからビジネス界でも注目されることになりました。
SDGsには2030年までのゴール「ありたい未来のカタチ」は示されていますが、方法は具体的に示されていません。多様性を尊重しながらゴールへと進むアイデアやプロセス、方法はそれぞれの裁量に任されています。


・サスアカの考えるSDGs
 
 皆さんに「SDGsとは?」と聞くと、持続可能な開発目標、未来への贈り物、みんなの合言葉、貧困改善、環境保全など様々な解答が出てきますが、私たちはSDGsを一言でこれが正解と言うものは無いと考えています。世界中の多くの問題や課題に対する取り組みゆえに幅が広く、絡み合っており、私たちは「これがSDGsです」と言うような一方的な解釈を押し付ける事はあってはならないと思うからです。
それぞれの方がそれぞれの立場で解釈して、自分事としてとらえ行動を起こせることが大切だと考えています。
 企業においては理念やビジョンに基づく経営や活動、パーパスといった企業のあり方を大切にしながら、企業の命題である永続を目指すには利益を出すことが必要です。その利益を出すための活動をSDGsの切り口でとらえなおすことが重要だと考えています。
アイデアやプロセスには正解がないからこそ、対話を必要とします。また現状を知り、どこまで進んでいるのかを確認するために指標が必要となります。私たちは対話を通し、六方よし(未来、地球、売り手、買い手、世間、作り手)に落とし込むことでその組織のあり方や目指すべき目標、どのように取り組んでいくか?を見いだせることができ、共有することでより明確になります。そして、自ら示した指標をもとにそのギャップを把握し、プロセスを修復することで加速度的に強力に推進していけることと確信しています。

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