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第3章 実際どうやってSDGsを推進するの?(準備編)

 
・企画書と提案書の違い
・企画書の記入例
・提案書の記入例
 
・SDGsから入るとき
・SDGsから入らないとき
現在いろいろな企業がSDGsを経営に取り入れています。あるいは取り入れようとしています。私たちがSDGsを取り入れたいと考える企業でヒアリングをする際、SDGsそのものから取り組める企業の場合、SDGsを企業の経営に導入するとどのようなメリットがあるのか、そして1.0だけで止まることなく2.0に改善していくことその後3.0、4.0と言う流れで進めていく必要性があること。これらを理解していただいた後に2.0の改善には誰一人取り残さない視点で企業の中の働きやすい環境、働きやすさを改善することの重要性をお伝えしています。一方でSDGsから直接入らない場合もあります。と言うのは優先的に取り組むために「ハラスメントパワハラ防止」「脱炭素」「食品ロス」等具体的な観点からまずは改善していこうと言うことで研修等を行っていきます。研修を通し、全体を俯瞰してみるとこれらの改善と言うのはSDGsを達成していく上で必要なものとなっていくので後からSDGs推進をしていくと言う流れとなっていきます。
 

・瞬発的解決と持続的解決

解決策には2種類あると伝えています。今すぐに目の前のことを解決すると言う瞬発的解決策と、その後その問題が繰り返されないようにしていく根本の原因を取り除く持続的解決策と言うものです。例えば浜辺にプラスチックのゴミが漂着しているためにビーチクリーンを行い浜辺からプラスチックゴミを取り除くと言うのは瞬発的解決策です。せっかくきれいにした浜辺も何ヶ月かすればまたゴミが流ついてきてしまう、それでは繰り返しビーチクリーンを行わないといけなくなります。そのためゴミとなる原因のプラスチックそのものを捨てない捨てさせないと言う意識変革が必要となります。これは人の意識を変革させるために時間がかかってしまいますがゴミと言う根本的なことを改善していきます。しかしこれではまだまだ弱く我慢をする必要性が出てくると言うことです、我慢しないで持続的解決策にするにはプラスチックそのものがエコなものになる、自然の循環の基づくものになる。これの方が持続的解決策になると考えています。例えば飲み終わったペットボトルを近くの川海に投げ捨てる、しかしそのペットボトルは海をきれいにしていく素材でできていたら便利なまま海もきれいにできる。これが新しい技術を使った持続的解決策になっていくと思います。我慢せず豊かな暮らしを送るというのが持続的解決策と思っています。

 
・ニーズを聞く

ニーズと言うのは必要としていること、つまりお困り事だと私たちは捉えています。SDGsを導入したいと言う問い合わせがあったときに、「なぜ導入していきたいのか?」「SDGsを使ってどうしていきたいのか?」それをしっかりと聞き取りその際にSDGsが先なのかそれとも社内の関係の質改善の方が先なのかと言う判断をしていきます。SDGsは目的ではありません。その企業が持続的に継続し地域のためになり世の中のためになるその時従業員の方々も幸せに働いていけるそれが必要だと思っています。自分たちはこれができますと言うサービスの押し売りではなく、お客様がどのようなことに困っているのか?それを聞かせていただき、最適な解決策やどのような事が提供できるのか?会社が求めていることは何なのか?を聞き取りそれを改善していくことが重要です。

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