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2019年 良かったもの

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2019年の良かった映画・マンガ・本・音楽について
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2019年の良かった音楽

今年は本当に音楽を聴いていないと思っていたけど、新譜で60枚弱は聴いていた。 すごく良くて折に触れて何度も聴いていたものもあったので、特に良かった10枚を紹介しておこうと思う。 渋谷すばる 『二歳』聴いたばっかなのだが、めちゃくちゃ良かった。 詳しくは上の記事のほうを。 Marco Fusinato 『Spectral Arrows: Auckland』オーストラリアの実験音楽家マルコ・フシナトが近年各地のアートギャラリーで行っているパフォーマンス、スペクトラル・アロ

2019年の良かったマンガ

マンガは続いていくものだから、何をもって「今年の」とするか。 自分はいつも、今年始まったか終わったマンガということで考えている。 単純に、終わりのない物語というものが嫌いだし、何なら終わるべきところで終わるということが、物語の成立条件とも考えているから。 そこのところは映画は良いなと思う。 観始めた瞬間にはもう、遠くない未来にその物語が終わるという約束が交わされているので。 ベスト 『スカイフォール 消し尽くせぬ夏の光』 三門ジャクソン なんとなく周囲と馴染めない主人公

2019年の良かった本

文字の本に関しては、自分はそんなに深堀りしたりマニアックなものを読んだりはしてないのではないかと思う。 なので挙げているのも基本的によく売れて注目されたものなのではないかな。 そんな気合の入ってなさなので、ベストは決めずにおく。面白かった本を紹介します程度のものとして読んで頂ければ。 『聖なるズー』 濱野ちひろ https://note.com/sus9_s/n/n0e1cb32a8300 記事にした。 動物性愛者についてのノンフィクション。読む前と後で世界変わる。 お

2019年の良かった映画

今年観た映画は160本で、昨年比100本減。 去年はひたすら映画を観ていたのだが、今年はその100本分の時間を山で過ごしていた。 それでベストを選ぶのに困るかと言ったらそんなことはなく、最終的には絞って絞ってという風になった。 劇場公開新作から10本。くわえて配信で見た旧作からもひとつ選んでみた。 特に番付していないがベストと次点二作というのだけ決めた。 ベスト 蜜蜂と遠雷 登場する四人のピアニストは国際コンクールを舞台に競い合うことになるが、不思議なことにある時点から