☆自己分析のススメ①

自己分析、正しく出来ていますか?

就活を始めたころインターン選考に間に合わせるためにとりあえずで自己分析をした人は多いのではないでしょうか?

僕もその一人でした。そもそも自己分析とは何なのか、何のために行うのかを理解せずに闇雲に行っていました。その結果、サマー・ウィンターともに総合商社を含む難関企業のインターンは全滅しました。

しかし、自己分析の本質に気づくことができてからは恐ろしいほどに就活が順調に進むようになりました。

そのためサマーが落ち着いたこの時期、いま1度正しく自己分析してみるべきだと思います。

僕的に自己分析は就活のなかで一番沼ると思うので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

【前提】


結論、新卒就活における自己分析とは「①目標への原体験②目標達成のために発揮出来る自分の強み」の2点の発見が主だと思います。

というのも、面接で問われていることの究極は「①君はうちで何がしたいの②うちでやっていける力を持ってるの」だからです。

この2点を面接官に納得してもらえるように伝えることができれば、一定のラインは確実に超えます。

①②をクリアするためには原体験の発見が何よりも重要だと僕は考えるので、以下の文章では理由とともに解説していこうと思います。

【本題】


①原体験を見つける

まず原体験とは主に幼少期(〜中学時代)の経験の中で、志望業界・企業でやりたいことやなりたい姿に繋がる経験のことです。原体験は些細なことで大丈夫ですし、少しこじつけでもいいと思います。幼少期大切にしてた価値観を思い出して志望業界で成し遂げたいことに繋げてみてください。

それではなぜ原体験が必要なのでしょうか。理由は2つあると思います。

1つ目は就活の筋道が決まるからです。原体験が見つかれば自分が就職後にやりたい事やなりたい姿が決まるので、ガクチカ・自己PRなどにおいてどの強みをベースにエピソードを書くべきなのかが決まります。これは後半で解説します。

2つ目は誰にも侵せない自分のフィールドを展開できるからです。面接の際に「それうちじゃなくて良くない」と言われたという記事を見たことがありませんか?原体験があればあれを無効化できます。なぜなら幼少期から抱いてる価値観が企業の事業と繋がっているため志望するというロジックに違和感を覚えられることがないからです。そもそも原体験が志望動機になってる人にこの質問が飛んでくることはありませんが、原体験=志望動機ではなかった僕はそれを言われた際に原体験を話すと面接官にそれ以上突っ込まれたことはありませんでした。

一方で「志望業界もやりたいこともねーよ」という方。安心してください、僕もそうでした。別にそれでも全然いいと思います。けど、なんとなく出してる業界となんとなく出してない業界ありますよね。そこに違いがあります。漠然と憧れるものややってみたいことが深層心理にあってそれは大抵幼少期の経験と紐付いてます。地道に自分と向き合えばうっすらとでも見えてくるはずです!

原体験を見つけるのはかなり難しいけど見つけられたら、あとの自己分析は消化試合です。時間かけて探して欲しいし、わからなければ社会人に探してもらってみてください。(僕はぼんじりテレビさん(@bonjiriTV)に見つけてもらった)

②強みの発掘

まず強みは原体験ありきだということを覚えておいてください。というのも前提として人の強みなんて腐るほどあります。けど面接のなかでそれを満遍なく伝えても面接官からしたら無難に優秀な学生にしか見えません。だって、1日に何十人も学生を見てるから。そのなかで自分の強みを強烈なものに見せるには集中と選択が必要だと考えます。ちなみに僕が面接で押し出していた強みは2つだけでした。

その選択の判断基準が原体験→やりたいこと、にあります。

例えば、「海外駐在をして現地人まとめて事業を創出したい」という目標に対して求められる強みは必然的に数個に絞られると思います。

強みの数を絞った方が良い理由についての解説は次回行いますので、今回は原体験ありきの強みが必要な理由を解説します。

それは現場で働く姿を面接官に想像してもらえるからです。いわゆるビジネスシーンでの再現性です。海外駐在先で異文化人をまとめるためにロジカルシンキングは必要だと思いますか?私の答えはノーで、周りから信頼を得ていく力の方がよっぽど大切だと思います。ですので、自身の目標を達成するために発揮出来る強みを考えてそれを伝えること=業務のなかで発揮出来る強みなのです。分かりやすく言うと、求められる人物像に限りなく近づいた強みを伝えられるのです。

そのため強みの選定は原体験ありきだと僕は考えます。これを踏まえるといま行っているような自分の強みをひたすら書き出したり、手当り次第友人に他己分析をしてもらうということもほとんど必要なくなり、効率的に自己分析が可能になると思います!

【結論】


「原体験×紐づく強み」とにかくこの2つの自己分析を徹底してください。原体験はなかなか1人で見つけるのが難しいと思いますので、ぼんじりテレビさん(@bonjiriTV)などに相談してみるのも1つの手かと思います!
それでは次回は自己分析②ということで強みの言語化についてお話します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?