ワシの巣

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エッセイを書いてます ・定期更新(毎週日曜.全文無料) ・歌詞考察 エンタメの感想なども書きます。 小説家になることが目標です。(NOVEL DAYS:詳細はXで!)

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    毎週日曜に更新しているエッセイです。 全て無料で読めます。投げ銭もできます。 ( 番号を振り始めた2023年6月以降のものから入れています。)

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    ヲタクによる個人的妄想解釈です。 お手柔らかによろしくお願いいたします。

  • 自分語り強めの感想(映画、本、アイドルなど)

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星野源と若林正恭と

なぜ、自分がnoteを始めようと思ったのか。それは今から4年前にさかのぼる。 と、その前に7年前の話をしよう。当時中学3年生だった私はアニメにはまり、特に声優さんのラジオをとにかく聞き漁っていた。アニゲラ!ディドゥーーンや胃痛ラジオをはじめ、音泉や響などを使ってとにかく聞いていた。しかし、その中でも一番聞いていた番組は声優さんではなく、「鷲崎健」という人のラジオである。 2h(超A&G+)や思春期が終わりません(当時は響、現在は超A&G+)をとにかく聞いていて、思春期が終

    • 快適慣れ(9月エッセイ③)

       部屋で本を読んでいると、スズムシの鳴き声が聞こえてきた。季節はすっかり秋だ。クーラーを25度に設定した部屋の中で季節を感じていた。  6月くらいから家にいる間はエアコンを切った日がない。 外に出ると、人よりも余分に汗をかいている気がする。元々汗かきだけど、こんなにも暑さに耐えられなかっただろうか。もはや室温25度でも寝汗を異常にかいている。体感温度も汗腺もバカになっているのかもしれない。  中学生の頃、冷房はいつも2時間のタイマーをつけて寝ていた。夏休みに一度だけ暑さに耐

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      • 無駄遣い(9月エッセイ②)

         ストレスが溜まってくると、お金をガっと使いたくなる。  高めの服を買ってみたり、本や漫画を一気買いしてみたり、数万円パァンと叩きつける行為には快感がある。  欲しいものが手に入った喜びは大きい。ただそれ以上に、口座から大きくお金が減るのを見ると、スーッとストレスが引いていって、なぜか生きる気力が湧いてくる。  最近はパチスロを打ちに行くようになった。お金が減る速度が抜群に速い。台を打っている間は無になる。財布の中身も無になる。 僕はジャグラーという台しか打たない。ジャグラ

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        • ディス、陰口(9月エッセイ①)

           大学生の時、フリースタイルバトルの動画を見ているという話をした。そしたら、サークルの女の子に、「えー、あれって人の悪口言うやつでしょ。私そういうの嫌。」と言われた。まぁたしかに、相手をディスるのはバトルの要素だから、間違ってはいないし、それが受けつけ難いという気持ちは理解できる。  だけど、その子がサークルの先輩に対して、テクニカルな悪口をよく言っていることを僕は知っている。陰で悪口を言っていることをその場で指摘するわけにもいかないので、苦笑いでやり過ごした。  裏で悪口

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        星野源と若林正恭と

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          来た道の眺め(8 月エッセイ④)

           RHYMESTER の「人間交差点」という楽曲の中で、「アホンダラな輩ばっかだからと不平タラタラ…なのは互いにおあいこだからやたらキレちゃただのヤバいコだから」というバースが出てくる。  無数の他人同士が同じ空間で生きている以上、絶えず衝突は起こる。けれども上手いことぶつからずに何とか過ごしている。イライラすることがあっても、何とか自分で機嫌を取ってやり過ごす。 子供叱るな来た道だ、年寄り笑うな行く道だという言葉が示すように、自分だって相手に同じことをしてしまっているかもし

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          来た道の眺め(8 月エッセイ④)

          有難み(8月エッセイ③)

           最近どれだけ眠っても疲れが取れない。家に帰って20時に寝てみる。4時ごろお風呂に入って、ベッドで少しスマホをいじる。小休憩を経て、活動を開始しようとすると、強烈な眠気が来て、結局家を出るギリギリまで寝ている。最近も似たようなことを書いた気がする。  睡眠時間を長くしても、お風呂にしっかり浸かってみても、なかなか目覚めが良くならないので、ビタミン剤に手を出してみた。眠りが深くなるとか、寝起きが良くなるという情報をSNSで見た。試してみたら、2、3日で結果が現れた。前よりも良

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          有難み(8月エッセイ③)

          親愛なるお友達(8月エッセイ②)

           唐突だけどスパイダーマンが好きだ。  サム・ライミ版からトム・ホランド主演のスパイダーマン、アニメ映画のスパイダーバースも自分にとって大好きな作品になっている。  どのシリーズでも、スパイダーマンたちが最後には前を向いて進んでいくところが好きだ。  特にトム・ホランド主演の3作目ノー・ウェイ・ホームでは、救おうとした敵の裏切りによって大切な人を失い、最終的に決着はついたものの親友と恋人には存在を忘れられてしまう。それでも最後には、事件を聞きつけ、スパイダーマンとして現場に

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          親愛なるお友達(8月エッセイ②)

          言い訳(8月エッセイ①)

           資格試験まで2週間を切ってはいるが、全く勉強をする気になっていない。会社から受けるよう指示されている資格のうち、残りひとつを今月受けることにした。早速言い訳をするが、勉強をしていないわけではない。最近はかなり業務が忙しくなってきている。1年目のうちに取るように言われ続けてきた意味を肌で感じている。その割には毎日勉強に手を付けているので、まだ頑張っている方ではある。  周りからかけられるプレッシャーが非常に面倒くさい。「いつ取るんだ」、「遅くない?」、「さっさと取った方が良

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          言い訳(8月エッセイ①)

          24歳になりました(7月エッセイ⑥)

           最近目覚ましをかけた時間の1分前に目が覚める。  はじめは時間ほぼ丁度に目覚めるなんて超能力なんじゃないかと若干得意気味だった。だが、だんだんとめちゃくちゃ損をした気分になるようになった。時間ぴったりに起きたとはいえ、別にスッキリ目が覚めているというわけではなく、めちゃくちゃ眠い。だから、時間より前に目覚めたのならそのまま二度寝をしたい。  だけど、アラームまで残り1分だと寝た感覚は得られないどころか、早く寝ようと焦って眠れない。二度寝をする時のスッと眠りに入る瞬間に勝る気

          24歳になりました(7月エッセイ⑥)

          好きな気持ちさえあれば的な(7月エッセイ⑤)

           装丁・装本を気に入って買った単行本を小さいカバンに入れていたら、めちゃくちゃになっていた。本の端という端がぐにゃぐにゃになって皺ができ、紙には謎のシミがいくつかできた。ハードなカバーではなくて、柔らかい紙の質感を気に入ったのだけれど、裏目に出た。家の鍵とごちゃ混ぜにしていたし、突然降ってきた嵐のような雨にも打たれて湿気を思い切り吸って、厚みが増していた。ちなみに装丁とは本の外側のことを指し、装本とは本の表紙のみならず質感などのことも指すらしい。  ただガサツに扱ってしまっ

          好きな気持ちさえあれば的な(7月エッセイ⑤)

          小さい多様性の話(7月エッセイ④)

           喫茶店で「コーヒー普通サイズで」と頼んだ時、『あー、普通って言葉使っちゃった…。』と思った。メニュー表を指差しながら、注文をしたから問題なく伝わってはいると思う。でも、もしかしたら店員さんが心の中で『普通サイズとかないんですけど。お前の普通なんか知らないんですけど。』と思って、ストレスの一因になっていたらどうしよう。  最近誰もが口にする「今は多様性の時代だから」という強迫観念が自分をそうさせているんじゃないかと踏んでいる。多様性という言葉の対極にあるのが普通という言葉に

          小さい多様性の話(7月エッセイ④)

          ころころ変わる(7月エッセイ③)

           エッセイを書き始めてから、もう少しで3年になる。  日々を振り返ったり、自分の考えを言葉にしたりする時間はほぼ生活の一部になっている。書くことがとにかく楽しい。自分の感じたことをなるべく正確に表現しようと考える時間は不思議な体験であるように思う。書いた後で内容が頭の中でまとまってくることがあって、悔しいこともあるけれど、とりあえず書き続けることができている。  毎週自分のことを書き留めていく中で、見返してみると当時と比べて価値観が変化がしていることが多々ある。自分が肯定し

          ころころ変わる(7月エッセイ③)

          体調を崩した時(7月エッセイ②)

           ここ1か月近く体調を崩しがちになっている。  特に咳が止まらない。5月初旬から喉の様子はずっとおかしい。何度か病院に行って、薬を処方してもらった。そろそろ落ち着いたかなというくらいに熱が出て、ぶり返してしまった。しかもその時処方された薬が合わず、アレルギー反応が出て、風邪を引く前よりも喉の調子が悪化した。  なんとか8割くらいまで体調を戻して、出社もしているのだが、まだ咳が若干出る。満員電車の中で咳をしてしまうことに非常に申し訳ない気持ちになる。真夏になりかけているにもか

          体調を崩した時(7月エッセイ②)

          感動して(7月エッセイ①)

           最近友人とホールドオーバーズという映画を見に行った 。  友人と僕の満場一致で今年一の最高の映画になった。グッとくるシーンとユーモアが添えられたパンチライン(セリフ)の数々に終始圧倒された。主人公の人として正しくあるとは何かと常に向き合う姿勢や、教育に対する考えに首がもげるほど頷いた。だけど、正しくあることとそれを受ける周りとのギャップには胸が苦しくなった。  普遍的な愛は家族以外の関係性にも宿ること、深く辛い悲しみは分かち合えること、少しの希望を抱きながら、でも何度も躓き

          感動して(7月エッセイ①)

          今週の更新もおやすみする予定です。 申し訳ありません。

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          今週の更新、体調不良のためお休みいたします。

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