血液2

【単純な好奇心】血液検査結果の数値が表す意味って?

こんばんは!する子です。

今回は【血液検査結果の数値が表す意味】に関する記事となります!

私には生まれつき持病があり、本日、年に1回の定期検診に行ってきたのですが、検査後に頂いた結果が何を意味するのか、単純に気になりました。

「この数字は良いの?悪いの?どうなの?」

私のように、こう思う方が多少なりともいらっしゃるのではないかと思い、書きました!

※なお、各項目に当然、単位ありますが、あまり意識されない部分かと思いますので、省略させていただきます!

※また、基準値は、する子が実際に頂いた検査詳細情報に則っていますので、各サイト等で若干異なると思います。ご了承ください。

※さらに、以下に記す検査項目は、する子が実際に頂いた検査詳細情報に記されていた項目に限りますのでご了承ください。

では、「検査項目の名称」を挙げた後に、次の4点について順に記していきます!

1.この検査で何がわかるか

2.基準値の下限値と上限値

3.高いとどうなのか(どんな症状・病気の可能性があるのか)

4.低いとどうなのか(どんな症状・病気の可能性があるのか)

気になる検査項目だけ見ていただいて大丈夫です!では、いきます!

総蛋白(TP)

1.血清中の蛋白質の濃度

2.基準値:6.6-8.1

3.脱水状態による血液の濃縮、グロブリン蛋白異常等

4.栄養不良、肝臓障害、ネフローゼ等の腎臓疾患、慢性消耗性疾患

総ビリルビン(TB)

1.ビリルビンは赤血球が破壊されてできたヘモグロビンに由来する色素です。最初に間接型となり、肝臓で直接型に代わり胆汁中に排泄されます。血液中には両方が存在し、直接型と間接型を合わせて総ビリルビンといいます。

2.基準値:0.4-1.5

3.肝臓や肝胆道系疾患、溶血性貧血、新生児等

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

直接ビリルビン

1.直接型ビリルビンの数。

2.基準値:0-0.2

3.胆道閉鎖や肝臓病による黄疸

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

間接ビリルピン

1.関節型ビリルビンの数。

2.基準値:記入なし

3.記入なし

4.記入なし

尿素窒素(UN)

1.腎臓の機能をみる検査です。

2.基準値:8-20

3.糸球体腎機能低下、高タンパク接種、感染症など

4.低蛋白接種、多尿

クレアチニン

1.腎臓の機能をみる検査です。

2.基準値:0.65-1.07

3.腎機能障害

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

尿酸(UA)

1.痛風や尿路結石などのなりやすさの指標です。腎臓機能の低下でも増加します。

2.基準値:3.7-7

3.痛風など高尿酸血症、腫瘍など

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

ナトリウム(Na)

1.体内の水・浸透圧や酸塩基平衡の調整に重要な役割をしている成分です。

2.基準値:138-145

3.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

4.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

カリウム(K)

1.体内の水・浸透圧や酸塩基平衡の調整に重要な役割をしている成分です。

カリウムは神経や筋肉の興奮性の維持や心筋の活動に重要な作用 を持ってます。

2.基準値:3.6-4.8

3.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

4.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

クロール(CI)

1.体内の水・浸透圧や酸塩基平衡の調整に重要な役割をしている成分です。

2.基準値:101-108

3.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

4.脱水状態、腎炎、腎不全、副腎皮質機能異常、尿崩症など

推算糸球体濾過率(e-GFR) (男)

1.どれくらい腎臓に老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示している。

2.基準値:記入なし(数値が高いほど良く、低いほど悪い。)

3.記入なし(高くても特筆すべき異常なし)

4.腎臓機能低下。

血糖(GLU)

1.血液中のブドウ糖の値を示します。食事により変動します。基準範囲は空腹時のものです。

2.基準値:73-109

3.糖尿病、副腎皮質や甲状腺など内分泌異常、妊娠、ストレス等

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

ヘモグロビンA1C (NGSP)

1.採血時よりさかのぼって1~2ヵ月間の血糖のコントロール状態を反映します。

2.基準値:4.9-5.9

3.糖尿病など

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

中性脂肪(TG)

1.動脈硬化と関係する成分です。

2.基準値:40-149

3.脂質異常症、肥満、過食、糖尿病、等

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

HDL-コレステロール (HDL-C)

1.善玉コレステロールと言われ、動脈硬化を防ぐ作用のあるコレステ ロールです。

2.基準値:(男性)40-90

3.脂質異常症

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

LDL-コレステロール (LDL-C)

1.悪玉コレステロールと言われ、動脈硬化の原因となります。

2.基準値:65-139

3.脂質異常症、喫煙、肥満、運動不足など

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

乳酸脱水素酵素

1.種々の細胞に含まれる酵素で細胞の傷害をみる検査です。

2.基準値:124-222

3.急性・慢性肝炎、白血病、心筋梗塞、悪性貧血 等

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

アスパラキン酸アミノ基転移酵素(AST)

1.ASTは肝臓、心臓、筋肉などに存在し、それらの傷害をみる検査です。

2.基準値:13-30

3.肝疾患、肝炎、肝硬変、脂肪肝

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

アラニンアミノ基転移酵素(ALT)

1.主に肝臓に存在する酵素 であり、肝臓の傷害をみる検査です。

2.基準値:10-42

3.肝疾患、肝炎、肝硬変、脂肪肝

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

γーグルタミールトランスフェラーゼ

1.肝胆道系疾患の検査ですが、飲酒や肥満との関連があります。

2.基準値:13-64

3.急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪肝、 胆汁うっ滞

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

クレアチンキナーゼ(CK)

1.骨格筋、心筋などに含まれる酵素でこれらの臓器の傷害をみる検査です。

2.基準値:59-248

3.骨格筋疾患、心疾患、悪性腫瘍、妊娠

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

白血球数(WBC)

1.白血球の数を表す。

2.基準値:3.3-8.6

3.急性感染症などの炎症やストレス、白血病など

4.お薬の副作用、再生不良性貧血など

赤血球数(RBC)

1.赤血球の数を表す。

2.基準値:4.35-5.55

3.多血症、脱水状態など

4.鉄やビタミンB12、葉酸の欠乏、腎臓障害による貧血、再生不良性貧血、悪性腫瘍など

ヘモグロビン

1.赤血球中にある鉄を含む血色素で、体中に酸素を運ぶ役割をしています。

2.基準値:13.7-16.8

3.多血症、脱水状態など

4.鉄やビタミンB12、葉酸の欠乏、腎臓障害による貧血、再生不良性貧血、悪性腫瘍など

ヘマトクリット

1.赤血球が血液に占める体積の割合を表します。

2.基準値:40.7-50.1

3.多血症、脱水状態など

4.鉄やビタミンB12、葉酸の欠乏、腎臓障害による貧血、再生不良性貧血、悪性腫瘍など

平均赤血球容積(MCV)

1.赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値からの計算値です。赤血球の大きさや血色素の濃度などを示す指標であり、貧血が認められた時に 原因を推測するのに役立ちます。

2.基準値:83.6-98.2

3.葉酸欠乏性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血等

4.鉄欠乏性貧血、慢性炎症に伴う貧血等

平均赤血球血色素量(MCH)

1.赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値からの計算値です。赤血球の大 きさや血色素の濃度などを示す指標であり、貧血が認められた時に 原因を推測するのに役立ちます。

2.基準値:27.5-33.2

3.葉酸欠乏性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血等

4.鉄欠乏性貧血、慢性炎症に伴う貧血等

平均赤血球血色素濃度(MCHC)

1.赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値からの計算値です。赤血球の大 きさや血色素の濃度などを示す指標であり、貧血が認められた時に 原因を推測するのに役立ちます。

2.基準値:31.7-35.3

3.脱水状態、二次性多血症等

4.鉄欠乏性貧血等

赤血球容積分布幅(RDW)

1.貧血の際に注目する検査項目。

2.基準値:記入なし

3.鉄欠乏性貧血

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

血小板数(PLT)

1.血液の細胞のひとつで血小板の数を表すものです。血小板は出血したときに血を固め、止める働きをします。

2.基準値:158-348

3.炎症や、多血症、白血病など

4.紫斑病、再生不良性貧血、白血病、肝硬変など

活性化部分トロンポプラスチン時間(APTT)

1.出血したときには、血液が固まり止血されます。この働きを調べる検査で、血液が固まるまでの過程の異常を調べます。血液を固めたり止血させる物質は、肝臓で作られるため肝臓の機能を調べる時にも検査します。また、プロトロンビン時間は、ワーファリン(ワルファリン) の治療効果の判定に重要な検査です。

2.基準値:23-36

3.肝臓疾患、血友病、DICなど

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

PT-%

1.出血したときには、血液が固まり止血されます。この働きを調べる検査で、血液が固まるまでの過程の異常を調べます。血液を固めたり止血させる物質は、肝臓で作られるため肝臓の機能を調べる時にも検査します。また、プロトロンビン時間は、ワーファリン(ワルファリン) の治療効果の判定に重要な検査です。

2.基準値:70-140

3.重症肝障害、閉塞性黄疸、ビタミンK欠乏、DICなど

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

PT-INR

1.出血したときには、血液が固まり止血されます。この働きを調べる検査で、血液が固まるまでの過程の異常を調べます。血液を固めたり止血させる物質は、肝臓で作られるため肝臓の機能を調べる時にも検査します。また、プロトロンビン時間は、ワーファリン(ワルファリン) の治療効果の判定に重要な検査です。

2.基準値:0.8-1.2

3.重症肝障害、閉塞性黄疸、ビタミンK欠乏、DICなど

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

PT-秒

1.出血したときには、血液が固まり止血されます。この働きを調べる検査で、血液が固まるまでの過程の異常を調べます。血液を固めたり止血させる物質は、肝臓で作られるため肝臓の機能を調べる時にも検査します。また、プロトロンビン時間は、ワーファリン(ワルファリン) の治療効果の判定に重要な検査です。

2.基準値:10-13

3.重症肝障害、閉塞性黄疸、ビタミンK欠乏、DICなど

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)

1.心臓に負担がかかると心臓から分泌されるホルモンです。心疾患の予測や状態を判断する情報となり、心不全の経過観察中の精密検査の必要性や治療開始の判断のためにも有用な検査です。

2.基準値:0-18.4

3.急性心筋梗塞, 急性心不全, 狭心症, 高血圧症, 腎不全, 弁膜症, 慢性心不全

4.記入なし(低くても特筆すべき異常なし)

(出典)

※より詳しく知りたい方以外、読み飛ばしていただいて大丈夫な箇所です!

総蛋白(TP)
総ビリルビン(TB)
直接ビリルビン
間接ビリルビン
尿素窒素(UN)
クレアチニン
尿酸(UA)
ナトリウム(Na)
カリウム(K)
クロール(CI)
血糖(GLU)
ヘモグロビンA1C
中性脂肪(TG)
HDL-コレステロール(HDL-C)
LDL-コレステロール(LDL-C)
アスパラキン酸アミノ基転移酵素(AST)
アラニンアミノ基転移酵素(ALT)
白血球数(WBC)
赤血球数(RBC)
ヘモグロビン
ヘマトクリット
血小板数(PLT)
http://www.clinlab.med.keio.ac.jp/info/info1_4.php
http://www.clinlab.med.keio.ac.jp/info/pdf/kijunhani.pdf
https://www.kokuho-hp.or.jp/medical_care/busho/kensa/78
推算糸球体濾過率(e-GFR)
https://www.zjk.or.jp/kidney-disease/diagnostic-criteria/#self_1
乳酸脱水素酵素
https://www.dock-tokyo.jp/results/liver-function/ld.html
γーグルタミールトランスフェラーぜ
https://www.kchnet.or.jp/for_medicalstaff/LI/LI_DETAIL_061400.html
クレアチンキナーゼ(CK)
http://www.falco.co.jp/rinsyo/detail/060031.html
平均赤血球容積(MCV)
平均赤血球血色素量(MCH)
平均赤血球血色素濃度(MCHC)
https://www.seikatsu-kojo.jp/entry/health/rinken/
赤血球容積分布幅(RDW)
http://kensyui.com/category6/category5/RDW.html
PT関連
http://www.kanen-net.info/kanennet/knowledge/inspection07
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)
http://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/004740606

おしまい

いかがだったでしょうか?

何をするにしても、やはり身体が一番。健康でなければなんの意味もありません。

定期的な健康診断結果の数字が表す意味をちょっと調べてみたり、日頃の食事や生活習慣を今一度見直してみたり。

【自分の身体・健康は、自分で守る。】

する子は「生涯健康」を目指します!皆さんも一緒に頑張りましょう!笑


<する子って誰???という方は、自己紹介もぜひ読んでください笑>

<各種SNSのフォローもよろしければお願いしますー!>

▽Twitterアカウント

▽Instagramアカウント

こちらは「〇〇する子」ではなく、読書記録専用のアカウントとなります!

では。また次の投稿でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?