スポーツバイクで事故に遭わないこと②車道編 巻き込まれ
こんにちは サリーです。
前回は、事故に遭わないようにどんなことを考えているか、
その根本の構造と、歩道をなぜ走らないのかについて書きました。
今回は、実際に車道でどう考えながら走っているかを書いて行こうかと思います。
大前提
これは前回の記事を読んだことを前提とします。
簡単いえば、法律以前に僕は加害者になりたくない。
だから可能な限りその行動原理に沿って行動するぞってこと。
考え方には十人十色、法解釈も同じだし、
だからこそ根幹はみんなしっかりしてそれぞれがオリジナルブレンドを適切に作ろうねってお話し。
そのブレンドに法律は入ってなけりゃだめだし、
法律だけ守れば何してもオッケーなわけじゃないぞってことだ。
今回の記事は「僕がどう行動しているか」そういう話だ。
車道走るとよくある信号待ちどこで待つ?
さて、これは郊外や田舎だとよくあるんじゃないかな
後続に1台きてて、信号が赤。どうやら車は僕の後ろにつき続けるようだ。
僕が目指す形はこちらだ。
不思議でしょ?
理由があって、どうせこの先で抜かれるんだよね。
じゃあどこで抜かれるのが安全か?って言えば減速掛かってる&運転者がある程度気にしてくれてるこのタイミングなわけ。
後続車が多かったら?
都会や主要な道路だと後続1台なんてことはないわけで、
じゃあどんな形を目指すかなんだけど、こんな形を目指すよ
この自分の先にいる車は先に行かせたってわけじゃないよ。
先に車がいても、この位置取りってワケ。
信号停車でベタベタの左には寄りたくないんだよね。
交差点って色んなものが落ちてて、端っこに寄り集まってるのよね
それを踏みたくないってのと、
後続車が左折だった場合、ベタ左だと巻き込まれの可能性が爆上がり。
絶対やりたくない止まり方。
すり抜けは、僕の宗派では最悪の所業とされる。
まぁ、何がって基本的にリスクって「後続から抜かれる」ってのがあるのに、すり抜けはその回数を増やすような行動なんだよね。
あと、車を運転してる人からしても、抜かすの気を遣うし、
信号のたびにスルスル前に出られるとムカっとするよね?
その数十秒後には抜かされるくせに。
車道で最弱な自転車が周りのドライバーに悪い印象は与えないのが得策でしょ?
これはちょっと賛否でそう。
この形で避けたいのは1列で長くなること。
自転車が連なって走るとき、大体1台で長さ2mを占有する。
上の画像だと5人だから10m。これは大体10トントラック一台分。
一度では抜かしづらいよね。
これが、信号待ちのたびに集団を作り直されたらたまったものじゃない。
2ずつとかで分離して、段階を踏んで抜いて行けるように配慮するべきだと思うんだよね。
挟まれた車にはかなりストレスを与えるだろうからそこは配慮してあげて。
右折は2段階右折 これは常識。
いやT字も右折するなら2段階だし、
しょぼい路地でも2段階
わすれがちだけど、狭い路地でも右折は右折。
法律で行くんならそりゃ二段階だ。
さすがに僕でもそれはメンドクサイ。
2段階みたいな軌道で右折する。
大外まわりってかんじだ。
もちろん後続車がいればしっかり二段階だけど。ね
足を付きつつ、交差点の先を確認、そのまま大きく円を描いて右折って感じ。これだと、実際には2段階右折にはなってない。
だけど、メンドウクサイ。にんげんだもの。
手を抜くけど、それでも結局確認と交差点進入には注意を払うこと。
まじめに不真面目を行うのだ。
上級者向け 恐怖の左折レーン
この記事最後は、道交法のぶち壊れポイント。
左折レーンでの自転車の扱いです。
結論、自転車は左側の車線を走ることが決められていますので、
左折レーンだろうが何だろうが左の車線を通行する必要があります。
それは直進であってもです。
大都市ではこのような交差点はポンポン出てきます。
そして、左折レーンに気が付いたらもう歩道への進入が不可能な場合が多いです。
初心者が出くわしたら、一旦流れに沿って、巻き込まれに気を付けて左折しちゃって、その先で歩道へ。そこから目的地の方向へ道路横断なり考えよう。これは車の教習でも言われるやつ、間違えたら無理に戻らない、一旦そのまま行っちゃう。
というわけで、まずは交差点前で、目指す形だ。
これまで前方の車の後ろにつくときは、ルームミラーに写るくらいといっていたんだけど。
今回はもう少し右側に行きたい。
なぜならその右側を走る車の間へ合流する必要があり、そちらの車線の車に認知してもらう必要があるからだ。
信号が完全に赤である場合、その時点で直進車とのアイコンタクト、ジェスチャーで直進したいことを伝えられたら100点だ。
初挑戦ならこの後、この形を目指そう。
交差点のカドで止まって後方の直進車が流れ終わるまで待つ戦法。
一旦止まるんだから、そら安全だ。しかし交差点内にいるので周囲に気を配ろう。
この方法で慣れてきたら、直進車へハンドサインを出しながら合流する方法がスムーズではある。ただやっぱり危険だ。
優先度は最低だが、太々しさも自衛手段である
さて、交差点における、僕のやり方を頑張って図とともに説明してきた。
これまで、僕は自身が道路での優先度最低と言ってきた。
じつはこれには適用外が存在する。
追い越し車両だ。
追い越し車両についてはそこまで配慮しない。
路側帯が広ければ、少し避けるだけだ。
スペースがなければ、左の白線の10cmほど右を走ってそのままだ。
追い越し車は、そのドライバーが自身の判断で行っている
だから、配慮しない。
その時点で行けるって思ったんだから、追い越ししている訳だ。
余計に道路端へ避ける必要はない。
後ろにたくさん車両が連なって、後続の車が追い越しを選択しなかったら、
その時は配慮する。寄れる待避所はないか、
広い場所でパスできないか、その時検討する。
道路の端は危険しかない
なぜ、急にちょっと冷たいのかというと。
道路の端というのは落下物はもちろん、排水のグレーチングや、トラックなどの通過で盛り上がったアスファルトや、陥没がたっぷりと存在しているんだ。
そして、往々にしてその修復はされない。
なぜならそんな端っこを走らないからだ。車が。
なぜ、一方的にリスクを負わなければならないのか。
追い越しにビビッて端に寄って、路面の影響で転倒したら?
右にこければ追い越し車が、
左なら植木か、電柱か、ガードレールか.…
分かるかい?だれが一番割を食うのか。
そんなリスクをただの追い越し車のために負うほど僕はできた人間ではないのだ。
時には太々しく走る。それも必要だよ。
最後に
すべてのスポーツバイクライダーは事故を出来る限り起こしてはならない。
どこまで行っても僕たちは遊びで自転車に乗っているから。
そして、事故を起こしてしまっても、絶対に死んではならない。
生きていなければ、あなたが償うことはできないからだ。
相手がいる事故なら相手に、会社や家族にもそうだ。
趣味ごとで遊んでる人たちみんなそうかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?