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ECO検定、感想戦

ECO検定の意義

eco検定は、複雑・多様化する環境問題を幅広く体系的に身に付けられる「環境教育の入門編」

らしいです。取得することで得られるのは、「環境問題に関する用語をある程度は知っています。」というくらいでしょうか。主催は東京商工会議所なので、ある程度の信用性はあるのかもしれませんが、これを取ったから直接何か得をする、というものではないと思います。

試験内容の感想

100点満点の70点合格であり、全て選択式の問題です。合格だけを目指すのであれば、正直かなり簡単です。
・高校の現代社会的な教科でやる内容(人間環境宣言、京都議定書など)
・最近の世間的なトピック(SDGs、ESGなど)
・英単語力(backcasting、netなど)
で割と乗り切れます。

これが、合格点が満点だったり、記述式だったりであればかなり難易度が高いと思いますが、本試験は選択式であり、消去法も使えるので、知らない単語が出てきても、ある程度は勘で乗り切れてしまいます。その結果、勉強のやる気が出ないんですよね。。なので、受験をして得られたものが特にない、という状態になってしまいました。

まとめ

ということで、合格だけなら簡単ですが、それだとあまりやる意味がないので、どうせやるならもっと高い意識が必要だと思います。テキストの理解に重きを置いて、試験はおまけぐらいに位置付けるとか、100点満点を目指すとか。

主催側も、90点以上は「超エコピープル」みたいな称号を与えるとか、上位資格を用意するとか、さらなるインセンティブ設計があるとより受験者を集めれるのでは、と僭越ながら思いました。(そんな単純じゃないんでしょうが。)

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