インコと一緒にサラエボ短期生活始めました
Merhaba!(こんにちは!)
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボから、surf anneです🥰
トルコからサラエボへやって来て6日目。
新鮮なヨーロッパの街並み、想像以上に美味しすぎるボスニア料理に感嘆する日々を送っていますが、ここにきて私の愛する一人娘サーフの命がけの産卵に慌てたりと、あっという間の6日間を過ごしていました。
始めて訪れたサラエボで6日間過ごしてみて、まず感じたこと、印象を書き留めておきたいと思います。
ボスニア料理がとっても美味しいのにコスパが素晴らしい!
かつてはオスマン帝国やオーストリア・ハンガリー帝国の支配下にあったボスニア。
だからトルコ料理に似たものもありますが、トルコで食べていたものと比較すると全体的に油も塩分も少なく、とっても食べやすいです。
日本人好みの薄めの味付けで煮込まれた料理は、どちらかというとハンガリーで食べた料理に似ているかな、と感じます。
お隣クロアチアを挟んでイタリアにも近いボスニア。
イタリア料理店も多く見受けられ、久しぶりのヨーロッパにテンションが上がった初日はイタリア料理店に行きました。
ピザやパスタなどとてもクオリティが高いのに日本よりも安い!
本場イタリアで同等レベルのものを食べるとしたら、絶対この価格では食べられないと思います。
ヨーロッパの街並みはやっぱり気分が上がる!
ヨーロッパ本土を訪れるのは、ちょうど1年ぶり。
トルコ、ジョージアの街並みに慣れていた私にとって、
パン屋さんひとつをとっても、やっぱり素敵~😍と思ってしまいます。
たくさん並ぶテラス席の雰囲気、街を歩く人々のファッションセンス、川沿いを走るレトロなトラム、ヨーロッパブランドのショップ。
素直に、「わぁ!ヨーロッパに来てるなぁ✨」と実感する毎日です。
歩きタバコしている人が圧倒的に少ない!
今まで住んでいたトルコもジョージアも、本っっ当に歩きタバコ率が高くて、テラスでチャイを飲んでいる人たちはもちろん、ベビーカーを押しているお母さんも若い女性も、軒先で客呼びをする店舗の店員さんたちも、常にタバコを吸っているように見受けられます。
路上にはポイ捨てされた吸い殻がたくさん…
だから街を歩いていても副流煙だらけで、いつの間にかそれすら慣れてしまっていました。
しかしサラエボの街を歩いていると、タバコの匂いがしてこないことに気づきました。
郊外の方は分かりませんが、私が生活の拠点にしている中心街では歩きタバコをしている人をほとんど見かけません。
テーブルに灰皿が用意されたカフェのテラス席でも、タバコを吸っていない人が結構いて、そんな光景はトルコでは考えられないように感じます。
海がなくても絶景に感動する!
トルコではエーゲ海、ジョージアでは黒海のすぐそばに住んでいた私。
元々エーゲ海沿いに住みたくてトルコのクシャダスにアパートを契約したし、精神面にとっても海を毎日眺められるというのは海外生活を送るうえでかなり重要。
綺麗な海の景色に何度も心を救われてきました。
だから、ボスニア行きを決めてから懸念の一つだったことが、ボスニアには海がないということ。
湖があるじゃないか!とも考えたけれど、湖があるのはボスニアのかなり田舎地域。それはそれで、これまでの経験上ある程度の街中じゃないとメンタルが不安…💧
しかし、ボスニアに到着して景色を見渡すと、そこにあるのは沿岸地域では見られなかった緑いっぱいの山々と丘に連なるレンガ屋根の家々。
街の中心には川が流れ、その川に沿って走るトラム。
教会から定期的に流れる鐘の音は、そんな景色をより引き立たせてくれます。
海もいいけど山の景色も負けていない。
1ヶ月の予定で借りているアパートホテルは丘の上にあるので、毎日市街地へ下りていく坂から見渡す景色がすでに大好きです。
車の運転マナーが良い!
サラエボでは、やたらクラクションを鳴らしたり、わけもなくエンジンを吹かしながら運転する車をまだ見ていません。
ジョージアでは渋滞に巻き込まれているだけでむやみにクラクションを鳴らす車や、歩行者の傍ギリギリを猛スピードで爆音を出しながら追い抜いていく荒い運転手がかなりいました。
車もきちんと整備されていないから、そのたびに黒い排気ガスをまき散らすし砂埃は舞うし、立て続けにそんな車と遭遇した時なんてメンタルがすさんでしまいそうな思いになります。
ここでは、夜寝ていても大音量で音楽を流しながら走る車の音に目覚めなくていいし、本当に静かで助かります。
以上、サラエボの印象を挙げてみましたが、すべて良いところばかりになってしまいました。
サラエボの悪い点も考えましたが、今のところ思い当たりません。
街の地形上、坂や石段が多いことが難点かもしれないけれど、私は敢えてランニングコースに坂道や公園の石段を取り入れるくらいなので、脚を鍛えたい私にとってはありがたい地形です。
ボスニアって、一体どこにあって、どんな国で、どんな料理が食べられるのか、知らない日本人がほとんどだと思います。
私もそうでした。
日本人にとってはマイナーな国かもしれないけれど、実際訪れてみたらこんなふうに魅力溢れる国が世界にはまだまだたくさんあって、世界にはまだまだ知らない美味しい料理がたくさんあって、
そのことを知らずに人生を終えるのは本当にもったいない!
新しい国を訪れるたび、私が心から思う気持ちです。
きっと夫は、私以上に、ずっとずっと前から、
そんな気持ちに突き動かされているのでしょう…
ボスニアを訪れることとなった話は前回の記事をご覧ください↓
サーフがずっと健康でいられるように、サーフの美味しいごはんとおやつ代として大切に使わせていただきます♡