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とどまりたい私とはばたきたい夫 新たな国へ出発します

Merhaba!(こんにちは!)
トルコのエーゲ海から、surf anneです🥰

日本を離れてもうすぐ7ヶ月、
これから先私たちはどこで暮らすのか、夫婦で話し合う機会がありました。

私はこの先もここトルコのクシャダスに住み、クシャダスで築いた出逢いの輪に囲まれながら、トルコ人の友人たちと一緒に穏やかな生活を続けたい。
すっかり慣れたトルコでの生活スタイル、せっかく覚えてきたトルコ語、大好きなクシャダスの街並み、空気、毎日見ていても毎回感動するほど綺麗なエーゲ海。
今まで通り、サーフとここで暮らしたい。


しかし夫の希望する未来、考えは違っていました。

もっともっと色んな世界を見たい、経験したい。
クシャダスは良い街だけど小さな街だから、もう充分に楽しんだ、
そろそろ違う国へ飛び出したい!

夫の気持ちは十分理解してるいつもりです。
夫の夢だった海外移住は、やがての私たちの夢となり、今こうしてここにいるのですから。

私とは正反対の性格である夫は、安定よりも好奇心の方が勝っており、遊牧民タイプで一定のところに居るよりも、とにかく見聞を広めることが大好き。
夫の心がそっちへ向き始めたら、止めることは私には出来ません💦

ようやくジョージアから帰国し、友人たちとも再会できたと思ったのに…
私はクシャダスを離れたくないことを夫に伝えました。

私の気持ちも理解してくれたうえで、私がクシャダスへとどまりたいのなら、夫は自分一人で旅にでるから、3ヶ月くらい待ってて、と言われてしまうほど。

そして夫が出した結論

「だからクシャダスを拠点にして旅すればいいんだよ」

それなら他の国へも行けるし、またクシャダスへ帰って来られる。
友人たちとも再会できる。

私の希望と、夫の希望
どちらも叶う方法は、意外にも簡単な方法だったと気づきました。

トルコ人の友人にその計画を伝えると、他の国へ行っている間は自分の家で荷物を預かるし運び出すのも一緒に手伝うよ、だからいつでもクシャダスへ帰ってくればいいよ、と言ってくれています。

今のアパートは10月までの契約で家賃も1年分支払い済み、オーナーはとっても理解のあるトルコ人で、海が近く好立地にあるアパートでしかも観光シーズンに入ったのに、長期留守にしていても追い出すことも値上げすることもなく(トルコでは家賃支払い済みであってももっと高い賃料を払う人が現れれば追い出されたり、もちろん返金はなし。シーズンに入ると家賃の値上げするケースがよくあります)
オーナーは私たちがジョージアへ3ヶ月滞在していた間も電気を止めておいてくれたり、必要な支払いは建て替えてくれたり、気遣ってくださいました。

私の一番の友人であるノルタン、夫のメフメットは、
「私たちは友達ではない、もう家族だ。ヨーコは私たちの娘で夫は私たちの息子だ。」と言ってくれています。
今こうして記事を書いていても胸が苦しくなるくらい、毎回ノルタンとの別れは辛く、旅立ちを告げるだけでも涙が溢れてしまいそうになります。

でもいつも気丈な女性であるノルタンは、
「日本には帰らないわよね?ならまた会えるからここで待ってるわ」
と素敵な笑顔で受け止めてくれます。
私も心配させたくないから、必ず笑顔でお別れしようと思っています😊


そうと決まれば、必要なのはサーフの渡航用健康診断書。
最新の日付のものをクシャダスの動物病院で作成していただきました。
日本の動物病院と違って、トルコの獣医師は海外へ渡航用診断書の発行にも慣れていて、
「飛行機用ね、はいはい、これがあればどこの国でも行けるから大丈夫だよ~」とほんの10分くらいで作成し渡してくださいました。
費用も約500円ほど!
さすが、トルコ✨
ターキッシュエアラインズは犬、猫、小型の鳥は機内同伴できるだけあってペットを連れて渡航する人が多く、獣医師たちも手馴れていることに改めて感心。

ターキッシュエアラインズでのサーフを連れての渡航は何度か経験済みなので、書類さえ揃えば、私たちにとってほぼ心配なし。
サーフもいつの間にか引っ越しはお手の物?な旅するインコに成長してくれました🐦

そして肝心な、次に向かう国の名前は、

ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦

どこにあるの?と思う日本人がほとんどかもしれません。

東欧にある、旧ユーゴスラビアの構成国の一つ。


トルコ人の友人たちに伝えても、
「どうしてボスニア・ヘルツェゴビナなの?そこには何があるの?」

口をそろえて言われました。

その答えは簡単。

そう、何があるか、どんな国なのかわからないから行くのです!

ジョージアもそうだったけれど、夫婦そろってこういう国に惹かれる私たちです。

いつまで滞在するかはまだ未定です。
だってどんな国なのかわからないから

とりあえず1ヶ月のアパートホテルは予約済みです。
ボスニア・ヘルツェゴビナの周りには魅力溢れるヨーロッパの国々がたくさんあるので、陸路で周遊旅をするのも楽しそう🎶

では、行ってきます✈️





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