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TSUTAYA BOOK APARTMENTにて映画のアーカイヴにまで思いを馳せた「文化の日」

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長らく改装工事をしていた新宿TSUTAYA。

昨日通りかかると、TSUTAYA BOOK APARTMENTというラウンジ兼コワーキングスペースとして遂にリニューアルオープンしていた。新宿の超一等地に「レンタルできる」「空間」が登場、という印象。

ビルの低層部は全体がスターバックスを軸にしつつラウンジ空間もスタバとの境界線が無いタイプの設計。2階から4階まではスターバックスの飲み物を買ったお客さんでわんさか(3階にスターバックスのレジとバーがある)。というこので飲み物さえ購入すれば誰でも入れるエリアの混雑っぷりは相変わらず凄いけれど、4階から6階の書物に囲まれたエリアはゆったり。そして何より静か。(本がある場所のあの「しん」とした感じってやはり素晴らしい)

新宿のど真ん中でゆっくりしたいと思ったらここに場所代1時間あたり500円はあまりにも妥当な価格だと思った。さらにもう100円払えばこの写真にあるコワーキングエリアもドロップインで使える。しかもなんと24時間営業。

TSUTAYAがレンタルするものは、もはやソフトですらなく、場所なのです(と、入口の会計でTSUTAYAのレンタルカードを提示する時にしみじみ感じるはず)。
3フロアに分かれていて、一番上は女性専用エリア。シャワーもある。置いてある本はすべて購入可。ここは漫喫?コワーキングスペース?はたまた書店?
すごいマーケティングして、また現在進行形でマーケティングされている、のを感じる。楽しいです。

とにもかくにも、あの、席が一生見つからないスタバ戦争から解放される空間でした。
そして何より…… 制作に関わりU29シリーズ「新しい働き方と暮らし方」のMOOKをとてもよい場所に置いて下さっていて非常に嬉しかったです!
それにしてもコワーキングエリアにある仕事関連の書物の多さよ… あらためて驚かされます。ビジネス is 人生。みんな常に考えているわけですね…。

元は映画ソフトのレンタル店だった新宿TSUTAYAが大幅にリニューアルした今回の新店舗。都会の真ん中で場所を確保するのに感じるストレスを取り除くことや、はたまた過密な場所での飲食含めた滞在への適正価格とは何だろな、というところを考えさせてくれます。

この先、おそらくとりわけ5階の「グランピングエリア」というところはカップルや友達連れでかなり混むのではないかと思うので… 本やら書店好きの方、お早めに体験してみていろいろレビューしてほしいです。

個人的には、ミーハーなのもあってこういう取り組みは好きなんですが、今後とても気になるのは映画ソフトのアーカイヴィングについて。渋谷Q-FRONTのTSUTAYAにVHSでしかもう無いような映画作品とか、たまにあるわけですが。こういうの改めてフックアップしてくれるような、「オタク(マニアック)TSUTAYA」もひとつくらいテスト的に作っていただきたいよなあ… なんてひっそり思っています。。意外と六本木ヒルズのTSUTAYAで、東京国際映画祭開催時期と併せてテストマーケティングしてみたり、とか… よいのでは。。

そんなわけで、TSUTAYA さん、どうぞよろしくお願いします。これからの方向性のひとつ、として。

ちなみにこの日は、新宿で喫茶店といえば…!の名店のひとつ「らんぶる」で2時間半におよぶ打ち合わせをした後に、この11月1日にオープンしたばかりというラウンジスペースを訪れたので、新宿という街のそれぞれのコントラストの強さにまたしてもクラクラしました。


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