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キーマサダースーコレクション

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役者、菅田将暉に関連していくつか書いたものをこちらにまとめておきます。
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記事一覧

菅田ちゃんという音楽的な役者の話。

ここ1年ほど、菅田将暉が気になってしかたない。 au三太郎シリーズの「鬼ちゃん」でお茶の間に進出しはじめたはずで、きっとauの斉藤由貴さんのような気持ちで「菅田ちゃん」を眺めている人は多いことと思う。 ものすごく久しぶりに、それこそ私的には、妻夫木聡の登場以来に「うわ、なんかとんでもない俳優さんが出てきてしまった…」と2016年の初頭からどんどん気になり始めてしまった。「ああ、この役者は好感度・親しみとスリルを共存させ、それらを見る者に矢継ぎ早に与えながら今後すごい勢いで

「あゝ、荒野」後篇公開。新宿、TOSHI-LOWと菅田将暉 邂逅の現場へ。

「かっこいいです、役者。そして菅田将暉」と、あのTOSHI-LOWに言わしめた菅田'高熱ボーイ'将暉。 「あゝ、荒野」後篇初日、舞台挨拶までも新宿で堪能してきた。後篇も既に二度目ではあるものの、この映画、回を重ねるごとに異なる角度から見えてくるのかもしれない。試写で観た時にはとにかく映像の追い方凄まじさに圧倒されバリカンの視点で観ていたのだな、と気付かされる。というのも、今日は新次の孤独が際立って感じられたので。 しばらく、何度でも観れるなあ 恐らく。 舞台挨拶での宮田

閃光の如き前後編305分「あゝ、荒野」映画版が描く‘近未来のノンフィクション’

寺山修司唯一の長編小説「あゝ、荒野」が岸善幸監督、菅田将暉とヤン・イクチュンによる主演で映画化されました。前後編が既に公開となりましたし、さらにこの作品がたくさんの日本、東京、新宿、寺山修司を知る人に届くことを願いつつ、Filmarksとインスタのみに上げた9月の最終試写を拝見した際の感想をnoteにも転載しておきます。 2017年9月13日-- すべり込みにて「あゝ、荒野」最終試写。前後編5時間超の世界へ。2021年を舞台にした寺山修司の世界。東日本大震災から10年、東

ロズギル初日、世田谷パブリックシアターにて。

どうにか観に行けたらなあと思っていた舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」、なんと初日に立見で駆けつけることができた。映画出演が続き、しばらく観る側の「同期」がまったく許されなかった菅田将暉の「現在」に多くの人が駆けつけ、ザワつけることを願うばかりです。そしてなんといっても生田斗真がローゼンクランツ役、演出は来年から新国立劇場の芸術監督もつとめる小川絵梨子さんである。いやこれ、すごく、若手の気配がしていいじゃないですか。必要以上に期待高まってしまう布陣(だから当然

菅田くん記事、マガジンにまとめておきます

さながら菅田将暉の観察記の様相を呈し始めているこのnote…(実際はそんなことないんですけどね!!)菅田くんに纏わるものだけマガジンにしておきました。勝手「特集」だと思って、是非お時間あればご笑覧下さい。(ご心配なく… 無料です!!) ▼ https://note.mu/surf_literature/m/m0a820e0344d0 noteのマガジン機能、今更初めて使ってみました。これは便利だなあ。温泉特集とか喫茶店特集とか、勝手にずっとやってられるわけだ。(とかだから