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就職内定のためのたった3つのコツ

こんにちわ!

今回は、就職試験合格のための『たった3つのコツ』について書きたいと思います。

新卒採用時でも転職時でもこの考え方は使えます。

私はこれまで4回採用試験を受け、一応全て合格をゲットしています。つまり100%の合格率!!

2回は学生時代、残り2回は転職時の採用試験です。転職経験も2回。つまり、転職時の無駄打ちもゼロということ!

当然そこには「運」もあるとは思いますが、そこそこ受かる自信は持っているつもりです。

採用相手は結局は「同じ人間」。当たり前のことなのですが、この「同じ人間」を納得させることができれば合格へとグンと近づくことができます。

目立てばよい、とか無理やり印象を上げるための・・・みたいな、「奇をてらった」ような作戦ではありません!

今回の内容はあくまでも普通の正攻法にこだわっています。

私が4回受けた採用試験でも、そのときの職務経歴書でも、全てこの考え方でのみ話を進めていった実績のある考え方ですので、是非とも参考にしてみてください!


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さっそく本題。

採用試験において重要な͡3つのコツとは・・・
①なぜその会社を受けるのか?のストーリーを作る
②自分は何ができるのか?どんな人間なのか?のストーリーを作る
③上の2つについて「なぜ?」を時間のある限り突き詰める
この①②についてのストーリーを『前向きな理由で』しっかり作りこみ、③で更に突き詰めていくことが内定のコツ!

はい、書いてあることは当たり前のことなのです

ただし、この当たり前のことができていない人が多い!だから私のような普通の人間でも内定100%をゲットすることができるのです!

①は就職理由であり、②は職務経歴、自己PR。普通のは話です。

ここで一番大事なことは「ストーリーを作る」こと。

全ての話をストーリーとしてつなぐことにより、自分に対して一貫した説明をすることができるようになり、嘘偽りのない、どのような質問にも答える事のできる状況を作り出すことができるようになります。

ストーリー化することにより、職務経歴書だけでなく、どんな面接にも耐えることのできる自分を作り上げるということです!

では、この3つの詳細を各々説明していきたいと思います。

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①なぜその会社を受けるのか?のストーリーを作る

転職の場合、転職理由自体は、例えば「今が嫌」というようなネガティブな理由であっても良いのです。(これについては「転職のすすめ?」参照)

ただし、就職や転職とは今とは異なる「その」会社に行く事です。

「辞める理由」ではなく「その会社に行きたい理由」が一番に来るべし。当たり前の事です。

そしてこれがストーリーの一番初めに来ることを理解ください。


『何よりも、御社に入社したい!と考えている。なぜなら・・・・だから。
(転職の場合)だからこそ転職を考えた。今が嫌なわけではない。今のままでも前向きに業務はできている。
ただ、残りの自分の人生を考えた時にどうしても御社で働きたいと考えたのである。お願い、採用して!!』

というクダリのストーリーを自分自身の言葉でしっかり作りこみ、自分の言葉で相手に説明できるようになりましょう。

何回も何回も原稿を練り上げ、何回も何回も練習し、自分の言葉に作りこむ事が大事。

そして、この「入社したい理由」についてはまずは思いつくことを全てリストとして挙げてみましょう。その上で多すぎる場合のみ減らせば良いと思います。ひとまずは箇条書きでリスト化することが大事。

・その会社の業種、職種に対する興味⇒ここから自分のやりたいことが説明できます
・会社規模、給与、待遇に対する考え方
・社是社訓を一つは褒めて行きたい理由にする

上記は私が実際に「その」会社に行くことになった理由です。これらを組み合わせて志望理由としていました。


この中で一番大事な内容は

「自分の本当にやりたいこと」


これはその会社の業種や職種によるものであり、これが一番の理由となるべきものだと思っています。

その会社に興味があり入社したいとしても、この「自分がやりたいこと」がイマイチであれば入社したとしてもその後は不幸になるだけ!

ストーリーの最初にくるのはこの「自分のやりたいこと」です。

『自分のやりたいことがあり、それをするためににこの会社に入りたい。私はこのような人間でこのようなことを今までやっていた。だからこの会社に入ればこーゆーふーに仕事していきたい』

というストーリーを思い描いてください。就職のストーリーの最前線にくるのは「入社したい理由」であり、更にそれの一番重要なことはこの「自分のやりたいこと」なのです!


ちなみに、私の1社目は半導体開発。つまり「部品」の開発であり、みんなの目につく「最終製品」ではありませんでした。2社目は医療機器の開発。「人の目につく最終製品の開発を行いたい。実際に人の役に立つモノをつくっていきたい」てな感じを理由としていました。

給与については、3社目≒1社目>2社目て感じでした。1社目から2社目の時は給料は落ちていますが、これも私としては明確にOKとして説明をしていました。逆に2社目⇒3社目の時は家族も増えていたために、明確に「給料アップ」も理由としています。

会社規模は1社目(数万人)>2社目(数千人)>3社目(100人程度)。個人的には小さい会社にどんどん興味が湧いていたため、これも「理由」となりました。

最後に社是社訓

これはその会社の「哲学」となる言葉であり、本来会社にとってかなーり大事な事なのです。同業他社とも線を引くことのできる内容で、その会社の「存在意義」となるものです。この「哲学」のために会社が存在している、といっても過言ではないモノ。

そのため、私は必ずいつも一つだけこれを理由として採用していました。

これらをそこそこ練り上げた上で②へ進んでもらいたいと思います。

②自分は何ができるのか?どんな人間なのか?

『御社で働きたい!
御社で働きたい自分ってのはこんな人間である。
過去はこんなことをやっていた。こんなことを考え生きてきた。学生時代は・・・社会人では・・・だからこんなことができる。こんなことが得意である。
こんなことを考えて業務を行っている。こんな経験をしてきている。こんなことを考え困難を乗り越えてきた。
ただし、こんなことはまだできない。でも勉強してできるようになってみせる。
だから、結構お買い得な人間のはずである。だからお願い。入社させてくれ!!』

というようなストーリーを前向きに作り上げる必要がある。

結果として、上記が職務経歴書となり、自己PRとなる。

その会社で働きたい理由(①)がある上で、自分をPRして売り込んで入社する!という一貫したストーリーができていなければ、魅力の無い人間と映るので採用には至らないことがあるでしょう

逆にこのストーリーができていれば、採用する側は否定ができない!採用しない理由がなくなってしまうのです!!これはホンマの話!

そして案外みなさんこれができていない。

だからこそ、このストーリーを作りこめることができるだけで、かなりの武器となるのです。


このストーリーの作りこみのために一番重要なのは・・・

当然ながら「前向きな態度」!

もしここを逆に「後ろ向きな態度」で行えば、間違いなく合格しません!

●例えば「自分の業務経歴」

今まで業務でやってきた経験を少しでも振り絞り、一滴でも振り絞って考えだしましょう。少し大げさでも問題ありません。

単純作業をやっていた?それでも構いません。「こんな事を考えながらやっていた」と自分を美化していきましょう。

補助ばかりやっていた?それでも構いません。「こんな事に気を使いながらやっていた」と美化していきましょう。

「こんなことしかしてなかった」の思考回路のままでは合格できません!就職したいんですよね?この会社に入りたいのですよね?今の自分から成長したいのですよね?

本当にしたいのか??本当にしたいのなら、無理やりでも前向きにひねり出しましょう!

●例えば「未経験」

未経験。だから何?なぜだめなの?御社に入りたいって言ってるでしょ?未経験だから入れないの?勉強するって言ってるぢゃん!

で乗り切りましょう。そしてそれで乗りきれます。

私の面接も本当にそれで乗り切りましたよ!

「未経験だが勉強してできるようになる。むしりやりたい。やらせてくれ!」で良いのです。むしろ前向きさを前面に出しやすいと思います。

就職、転職したいんですよね?

「未経験」である以上、今はどうすることもできません。それの対策は「前向きに処理すること」のみですよ!!

私が転職活動時にこれらストーリーを作っていったときは、いつもこのように思ってました。

「転職したい。おれはこの会社に行きたい。何があろうと行きたい。今の会社辞めてここに行きたい!だから合格させてくれ!絶対受かってやる!!」

ほぼ自己暗示かもしれませんね(笑

でも、本当に合格して転職したければ、前を向いて、相手にお願いしてでも合格をゲットする必要があります。

そのために後ろ向きになってはダメ!


また、この「自分は何ができるのか?」で一番重要なことは下記かな?と思ってます。

「今までで何に苦労し、その困難をどう乗り越えたか?」

なーにも考えずに適当に生きてきた人間には答えられません。

人間は困難に直面した時に、その人間の本性がさらけ出され、本当の実力がわかるのです。

実際うちの会社でも、超大手から入社してきた管理職なんかは・・・例えば「大きいトラブル」に会うと一目散に逃げに走ります(笑

また、部下を見てても、難しい課題が出てきたときに「何とかクリアしようとする」のか「先に言い訳、人のせいが色々でてくる」のか、当然ながら長期的にみると、この環境が何回も何回も発生するので、これの積み重ねで最終的なアウトプットが大きく変わってくることになります。

あなたが一緒に働きたい人間は、困難に直面した時にどうやって超えていくか?どう考えるのか?

これの経験談を持つ必要があるのです。

少なくとも、ずっと生きていれば何らかの困難、何らかの課題に直面したことがあるはずです。これを前向きに絞り出し、乗り越えるまでのストーリーを綿密に作ってみてください!

これが作れれば、大きな武器になるとご理解ください!



そして、より考えを深めるために必要なのが

③ ①②つについて「なぜ?」を時間のある限り突き詰める

 

これは、より深く考えるためだけではなく、実は面接時を想定したいために必要なこととなります。

面接は一方通行のあなたの「主張」だけを言い続ける場ではありません。

相手に興味を持ってもらい、相手からも質問を引き出し、よりよいコミュニケーションを取ることにより人間性も知ってもらい内定に繋げる「会話の場」です。

 ①の就職の理由や②の自己PRをあたなが面接時に説明したとして、それがスラスラ言えたとして、そこから相手の質問が始まります。

これを想定し、頭の中で問答を繰り返し、より精度の高い主張へと仕上げていくことにより、実際の面接でも楽に受け答えができるようになり、自信も深まってよりよいコミュニケーションが取れる事になるのです。

「・・・の理由で御社に入りたい」
「なぜその理由に至ったのか?他の同業種の競合はどうなのか?他の業種はどうなのか?受けているのか?受けてないのか?受ける気があるのか?この会社でどういう仕事をしたい?できなければどうする?それはなぜ?・・・」
 「学生時代は・・・をやっていた。現職では・・・をやっていた。
・・・が得意だ」
「なぜそれを選んだのか?その中身のもっと詳細は?どういう事を考えながらやっていた?その時上司や先輩はどういう反応だった?この会社でそれをどういう風に生かすのか?生きるのか?逆に不得意なことは?なぜ?・・・」

 時間の許す限り、何回も何回も自分の中で「なぜ」を繰り返し、問答を繰り返し、より深い内容の①②を仕上げよう。

これを繰り返すと、明らかに持っている自信が変わってきます。

逆に不安になっているようでは、ここがしっかりしていないからだと思われます。

 

少し話は脱線しますが、下記は「なぜ人と組織は変われないのか」という本に書いてあった内容からの、私が大事にしている『不安』に対する考察です。

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【「人間は『変化』に対して『不安』を感じる」とよく言いますが、これは実は少し間違いなのです。
本当は「『変化』の先に待ち受ける脅威の前に無防備で放り出される、脅威や危険に身を晒させることに対して『不安』を感じる」のである。】👈ここまでは本文の内容(少し変更してますが)
 だからこそ、これら『不安』を取り除くために必要なのはたった一つ。
『準備』しかないのです。
『準備』をしっかりすることにより、『変化』の先に待ち受ける脅威の前で無防備にならないので、『不安』が解消され、逆に『自信』へと変わっていくのです。

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この『不安』や逆に『自信』が面接では当然相手に伝わることになります。

しっかり受け答えでき、自信をもってハキハキ話す人間のほうが採用したいのは当然。準備を怠ってきた人間を採用したいはずもありません。

その内容が理路整然としていれば、その採用試験では落とす理由がなくなります。

 そこまでくれば、後は『運』や『相性』の問題。こればかりは受ける側ではどうする事もできない『他人の課題』であり、アンコントローラブルなことです。

ここは開き直る以外にありません。

ただし、

本当に就職したければ
本当に転職したければ
本当にその会社に入りたければ
本当に今の会社を辞めたければ
本当にその仕事をやりたければ
本当にその人と仕事をやりたければ

自分のコントロールできる『自分の課題』に必死で集中して取り組む事。自分が制御できないことをクヨクヨ考えても何の意味もありません。そんな時間があれば自分が制御できることに全力を尽くすべき。

つまり①②③をトコトン突き詰めること

これしかありません。

 

これが内定への一番の近道であり、考えるべき内容なのです。

私はこのストーリーをトコトン詰める事により、今まで4社全て内定をもらいました。

逆に、これ以外のことは考えていなかった、と言っても過言ではありません。

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ひたすら前を向いて

①なぜその会社を受けるのか?

②自分は何ができるのか?どんな人間なのか?

この2つの一貫した自分のストーリーを作り上げてください!

そして

③  ①②つについて「なぜ?」を時間のある限り突き詰める

これを怠らずに自分について考え続けてください!

現に私はこの考え方でのみ、内定100%をゲットしてきました。


さすればきっと合格への道が開けてくるはずです!


以上、お付き合いありがとうございました!

 

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