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今の、夫婦の問題は「精神的虐待」  通称「モラハラ」が増えているのは  ご存じですか?

ご結婚されている方なら、ご存じのワードであると思います。
ですが、実際はだいぶ前から潜在的に存在していたように思われます。


現在の結婚比率から考えてみましょう。

厚生労働省の「人口動態統計」からみると
婚姻数504,930組 に対して 離婚数179,099組
実に 3組に1組が離婚している というのが現状。


年代別の離婚理由ランキング

昭和 男性: 1位 性格の不一致 2位 異性関係 3位 同居に応じない
   女性: 1位 性格の不一致 2位 暴力   3位 異性関係

平成 男性: 1位 性格の不一致 2位 異性関係 3位 家族・親戚トラブル
   女性: 1位 性格の不一致 2位 暴力   3位 異性関係

令和 男性: 1位 性格の不一致 2位 精神的虐待 3位 異性関係
   女性: 1位 性格の不一致 2位 生活費を渡さない 3位 精神的虐待

※アディーレ法律事務所「パーフェクト離婚ガイド」参照

というように変化している事が分かります。



なぜ、そのように変化していったのか

そもそも、時代の変化を見てみると人間は進化していないのだなと見えますよね。 どの時代も、「性格の不一致」「異性関係」は絶えないという事。
そして、暴力が淘汰されてきているのは、DV問題が世の中で顕在化してきたので、離婚理由から外されている。
そして、多くの人間は考えました。「性格の不一致」を解消出来ない+「暴力」も震えない・・・・・だったら、口撃するしかないと。

そして、その口撃が苦手とする人が、精神的虐待 通称「モラハラ」の被害を訴えているのだという事です。


「モラハラ」は複雑な問題です。


例として、単純に収入や学歴に差があるカップルが結婚しました。
土台として、「考え方」「価値観」「倫理感」全てにおいてスタート地点
から優劣のある状態で結婚生活がスタートしたらどうなりますか?

夫婦=共同生活 →→→共同   という事は船頭が2人存在します。
ですが、船頭2人で同じ方向には行けません。。。。

では、普通ならどうするか?

  • 会話をする         

  • 考え方を擦り合わせをする  

  • 意思を共有する        

  • 一緒に行動に移す      

この流れが一般的な夫婦関係であると思います。

では、どこかの段階で、双方に優劣関係が成り立つようになってしまったら?

  • 会話をする         ←×

  • 考え方を擦り合わせをする  ←×

  • 意思を共有する       ←× 

  • 一緒に行動に移す      ←×

※この ←× は 夫婦関係で問題が起きるタイミング

モラハラが始まるきっかけになってしまいます。

更に、言うとこの問題の一番ネックな事は、
「時間の経過」と共に肥大していくという事です。



モラハラ当事者は気づきづらい

実際に、「モラハラ」を訴えるのは被害者側です。
加害者側は、自身の「考え方」「価値観」「倫理観」を否定する
何かを見出さなければ自覚する事すらままならない為です。

だからこそ、「被害者側」の人だけでなく「加害者側」の自覚に繋げられる
ような手助けをさせて下さい。



一人で抱え込まない。という事

被害にあっている方は、声を上げる事すら困難な方もいらっしゃると
思います。ですが、声を上げて頂く事が問題解消の糸口にもなりますので
是非、声をあげて下さい。


僕に、力になれる事があれば、お手伝いさせて下さい。


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