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視線


目が大好きだ。


薄茶色の綺麗な瞳に、奥二重で目尻が少し垂れている彼の目が大好きだ。


普段は眼鏡をかけているが、

熱いものを食べるとき、お風呂に入るとき、眠るとき、抱き合うとき、外す。


その仕草がとてつもなく色っぽい。

あまり見ることのない素顔だからか、エロさすら感じる。

そして、私が一番この素顔を見てるんですよと優越感に浸る。(一番ではないだろうが)


眼鏡を外すとより瞳の美しさが際立つ。


そんな瞳で見つめられたら、ひとたまりもないのである。


(この記事はただただ彼の瞳を讃えるものである。)


運転する時や、スマホを見ている時なんかは、

私の独占欲が疼き出す。


視線ですら独り占めしたい。


目を離せない状況だからこそ、

こちらに視線を向けさせたくなるのが人間の性というもの。


嫌に甘えた声を出して、肩や腕を撫で回す。

見てくれなければ拗ねてみせる。

"見たくても見れない..."

その時の表情ったら、ならぬ。

視線はそのままに顔だけこちらに見せてくれようとする、

その慈悲深さも、ならぬ。

たまらず抱きついてしまう。


信号待ちや用事が済んだあとは、

バチっと視線を合わせてくれる。


その視線の熱いこと。(1人で燃え上がってるからそう勘違いしている)


"矢に射抜かれたよう"


まさしくそのものである。

(この比喩を思いついた人物を敬愛せずにはいられない。)


視線とは、可視化できないものだが、

感じ取ることはできる。

彼の目から感じる視線は、

柔らかく、温かく、鋭く、熱く、優しい。


"他の人にその視線をくれてやるな…"

と嫉妬心が燃えるほどの素晴らしい彼の目。


抱き合うときなんかは言わずもがな。

視姦と言えば聞こえが悪いかもしれないが、

見つめられるだけで震える。



このスペシャルな視線を受け止められる私は、

間違いなく、世界一の幸せ者なのである。





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