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父のアメブロを記録用にする。

父の脳の刺激のためにアメブロを書いてみてもらっていたけれど、数回の投稿ですっかり挫折してしまった。

これ↓


2023年の夏頃以降投稿していなかったので、削除しようかなと思っていたが、父の病気についてもう少し具体的に取り組んでみる感じになってきたので記録として娘(わたし)が続けていこうと思っている。


父は認知症になってからもう数年経つ。

これまでちょこちょこと珍事件はあったものの、現在も元気な父。

一番ヒヤッとしたのは、父と2人で成田空港にいた時で北海道に帰るときだった。
ちょっと疲れてエスカレーターのそばにあるソファーに座っていたら、父が珍しそうにキョロキョロとするので
わたしが、「お土産屋さんみてきていいよ」
と言って待っていたが、なかなか戻ってこなかった。

一応、「遠くまでいかないで、近くだけ見てね」って言ったんだけど。


死角になっているところからすっかり姿が見えなくなってしまった。
電話にも出ないし、フロアの全てを歩き回っても見つからなかった。

(どうしようどうしよう・・・!)
と思って走り回って、やっと電話が繋がった時には、なぜか1つ上のフロアにいた。


見つけたことにホッとしたけれど、父は迷子になったことにショックを受けていた。

1つ上のフロアに上がったということは、エスカレーターを使ったのだと思うけど、その時もしかして、わたしのことを探していたのかな?とか、どういう気持ちでウロウロしていたのか考えると、目を離してしまったことに申し訳なさも出てきたのは初めてだった。

認知症になって、鬱っぽくなってしまう人も多くいるらしい。
これからのことを考えると不安や絶望感に襲われるのかもしれない。

父の場合は、今のところ毎日テレビを見たりして大声で笑っている。
祖母が来てからも一緒になって楽しくテレビを見ている。

イライラすることもたくさんあるけれど、そういう日も経験して、平凡な日常が大事だなって思える。


追記.2024.3.29
父に久々にアメブロを更新したのを見せたら、今日一つ自分で書いて投稿してくれた。
全部引き継ぐんじゃなくて、父が投稿したり、わたしが記録をつけたりして続いたら良いなと思う。

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