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勉強する意味ってなんですか?


勉強する意味ってなんですか?

まぁ、よく言われる。特に厨二病真っ只中の中学生とか、何に対しても無気力な高校生とか、逆にThe JKって感じの子とか。まぁ誰もが1度くらい通るよね〜って話。

こういう問いをされると大抵の大人(ソースは僕が中高生の時出会った大人)は、「将来のためになる!」とか「勉強して良い大学に行って良い会社に勤めるんだ!」とか「とりあえず勉強しとけば選択肢が広がる!」など、何度使い回されたかわからん雑巾みたいな言葉を投げかける。そんなこと言われたら、「(いや、そんなこと分かってんだよ、その上で勉強するモチベもねーし最終的に意味もわからなくなってんだよ)まぁ、確かにそうですね」と答えざるを得ない。そりゃそう。

勉強しなくても生きていける。大学なんて行く意味が無い。東大でても良い会社に就職できる訳じゃない。数学なんて四則演算が出来れば良い。中卒で起業して成功してる人も沢山いる。はい。このように、同じく学校で牛乳を拭いた臭い雑巾くらい使い回された「反論(笑)」も沢山ある。こんな事を言われたら、「そりゃそうなんだけど(ry」と流す他ない。

さて、じゃあ僕だったらなんて答えるか(実際に中高生に聞かれてその都度言い方は変えるけど大体同じこと言ってる)って言うのを一応述べておく。期待しないでね、別にそんな凄いこと言う訳でもないし、「だから何?」って思う人も多いだろう。ただ。一部の人に刺さればそれはそれで満足ってだけ。

僕が思う勉強をすべきの1番の理由は「この世界に対しての解像度をちょっとだけ上げて、普段の生活の中に面白さを見出す」ことだ。いや、別に「すべき」でもない。したくなきゃしなきゃ良い。そもそも教育は高尚のものだし、強制されてやるもんじゃないしね。

結構しょうもないじゃないですか社会って。朝起きて学校なり仕事なり行って寝る。放課後なり週末なりにちょっとした幸せを作り、それをモチベーションにして生きる。これで満足できる人は別にそのままで良いと思う。少なくとも僕は物足りない。

少し話は逸れるが、勉強する意味が分からないとスカしてる人達は冬の夜空を見上げたことがあるだろうか?夜空を見上げて「あ、オリオン座だ」って1度くらいは思ったことがあると思う。冬の夜空なんて、星座を知らなかったらただのピカピカした点の集まりだし、ふと空を見上げてもなんも思わないはず。でも君はオリオン座を知っている。一瞬でも、つまらない一日に「オリオン座綺麗だな」って記憶を刻めたら少し幸せに感じると僕は思う。何かを知っているということは、日々の生活に少なからず暇を殺してくれる小さなエンタメを提供してくれる。

基本人間は、何かを知らないと面白いって感じないんだと思う。目の前で読んだことない漫画の話されて笑うやつがいないのと同じ。だから、最近生きててつまらないって思う人は、この世界の理解をちょっとだけ深めて普段の生活に面白さを見出すために、勉強してみてはどうだろうか?

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