よく読む本は「ジャンプ」
私の後輩は就職面接で聞かれたそうです。
面接官「普段はどんな本を読みますか?」
私の後輩「ジャンプです」
結果は内定でした。
その後輩はその有名企業に難なく入っていきました。
その回答は私にインパクトを与えました。
私なら、もし「ジャンプ」を普段読んでいたとしても、正直にそれを回答できたか自信がありません。
おそらく躊躇したと思います。
しかし、これを聞いて、私はこの件について少し深く考えてみました。
よく考えてみると、別に「ジャンプ」を読んでいることと仕事の能力は何の関係もないことです。
そして思いました。むしろ、私が後輩なら「ジャンプ」と回答することに躊躇したであろうことは、多少なりとも漫画に対するネガティブなイメージを私が持っているからではなかろうか、と。
このとき、私は感じました。
私の価値観はもはや古い。
この時点で私は自分の価値観をアップデートすることにしました。
私はこの件についてさらに考えてみました。
おそらくその面接官の方は他の人にも同じことを聞いたと思います。
そしておそらく多くの学生の方が、無難そうな本の名前を答えたものと思います。仮にインパクトのある回答をした方がいたとしても、それは「ジャンプ」ではなかったと思います。
このように考えると、私の後輩の回答「ジャンプ」は、もしかしたらある意味パーフェクトな回答であった可能性があるのではないでしょうか。
その面接官の方やその企業の価値観は柔軟なものであり、「ジャンプ」という回答はネガティブどころか、むしろプラスポイントを与えてもらえるものだったのかもしれません。
非常に考えさせられた件でした。
読んでくださいましてありがとうございました!