見出し画像

お祈りのうた

ウクレレキールタン。

1年前の5月に衝撃的な出会いをした。

魂の叫びがキールタンと出逢わせてくれた。

そうとしか思えない出会い。

あれから1年以上経った今も毎日うたい続けている。

今ではワークショップをやらせてもらったり、レッスンのお願いもしてくれるようになって、前からは考えられない現実。

Facebookやインスタでキールタンをしてる動画をアップしたりライブ配信をしてるんだけど。

いつもいつも開始ボタンを押す時に葛藤。
アップボタン押す時に葛藤。
葛藤葛藤葛藤、なんだけどね。

私は外でうたうのが好きでね。
自然を感じながら繋がり感じながらうたうのが好き。

でもそれもね、最初から外でうたえたわけじゃない。

路上ライブとかやってる人なんて、私とは無縁と思っていたよ😂
すごいねー、頑張るねぇって。

しかも、路上ライブやってて歌があまり上手くないのが聞こえてくるとさ。

「下手なのによくそこで歌えるなぁ」 

とか思ってたよ。(失礼極まりない🤣)

だけどね、3年前に夫に対して気持ちが爆発して(まじで暴れました笑)、今までの自分ではもう生きられなくて。

モアナと伝説の海を見てね。

私の心の声は何なのか、私は何なのか、何をするために生まれたのか。本当に求めてるものって何なのか。

テーマソングを歌いながら魂からの叫びが涙となって溢れて溢れてとめどなく溢れたのを今でも覚えてる。

家族から見て、このあたりまでなら言われないかな、正当な理由が言えそうなことを自分のやりたいこと、好きなことって思い込んでたけどそうじゃなかった。

私は何をしたい?と問いかけた時

「人前で歌いたい!」

だった。

それまでは

特別上手くなきゃ歌手になれない

特別な才能なきゃ音楽活動してはいけない

そんな概念に縛られてた。

だからストリートミュージシャンに嫌悪感を抱いてたんだよね。

それをさ、もう今までの自分では生きれなくなった私はね。

ウクレレを自分自身に買ってあげた。

そこから毎日少しずつ弾いてたら、なんとなく弾けるようになってね。

それが嬉しくて嬉しくて。

人前では歌うの最初は難しいけど、近くの土手で人目のつかないところなら歌えるかなって思ってそこで練習したりもした。

今度は海でモアナと伝説の海の歌を歌いたくなって。

インフルエンザ明けに1人電車に乗り由比ヶ浜まで。

そしたら先に1人ギターを持って歌ってる人がいて。

風の音で全く声聞こえなかったの笑

それを見てね、あ、お手本を差し出してくれたんだって、これは大丈夫だからやってみなさいっていうメッセージって思ったの。

海で歌うって本当に気持ちよくてどんなに大きな声で歌っても別に振り向く人もいなくて。

風と声が一体になって涙がでた。

今も書いててじわっとくるものがある。

そのあとも公園で歌ってみようって行ったらさ、女性一人でハンモック出してそこで本読んでる人がいて!

これももう手本だ!と思って公園デビューすることができた。

そして今では駅でも歌っててさ。

こんな風にちょっとずつちょっとずつ進んでいったんだ。

今はもうマントラばかりうたってるけど、それはそこに上手い下手とか私、というものを超えてうたうことができるから。

私と神さまとの関係でしかないから。

キールタンを始めると、周りの目とかが一気に気にならなくなってて、そんなのはどうでもよくなる。

ただ自分と神さまとの関係だけがそこにあるのを感じるんだよね。

どんな感情があっても、それを正直に告白する、プライベートな濃密な関係なんだ。


人前で歌いたい!という叫びが

そのあとの少しずつの行動が

まさか神さまのお祈りのうたキールタンを人前でうたうことに繋がってるなんて思ってなかったけど。

でも私が1番うたいたかったうた。

それが祈りのうただったんだって、キールタンだったんだよ。

怒り爆発で暴れてたあの時の私に伝えたい。

「大丈夫だよ、あなたは人生の目的に出会うことができるから。

その感情もフルに使って行くことができるから。何も心配いらないよ。

共感してくれる、多くの人に出会えるよ。」


今も葛藤しながらの動画アップだけど、時間がかかってもイエスを選択していく。

そうやって一歩ずつ歩んでいく。

それがいつの間にか見たことのない景色に連れて行ってくれるから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?