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整体と不眠

不眠のクライアントを診る。

野口整体の口伝にあるのは「不眠は目と頭と胸」だ。
ここら辺の疲れが重いと、不眠は重症化しやすい。

人が眠る際、頭蓋骨は拡がる。
骨がちょっとだけ動く。
生理の際の骨盤と一緒で、人体は休むときに拡がるという一般法則がある。
弛んでからでないと呼吸が深まらず、呼吸が浅い状態で寝ても疲れがとれない。

不眠の人は、緊張が強すぎて拡がらない。
胸郭も実は頭蓋骨と連動していて、胸が硬い人は入眠障害に陥りやすい。

操法としてはそのままだ。
目と頭と胸に愉気を行う。すると緊張が弛んで眠りやすくなる。
頭部第5調律点という眉間の真裏のツボも睡眠の急所として指定されているが、上半身をじっくり変える必要がある。

不眠の方は野口整体をどうぞ。

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