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アロマセラピーの基礎知識①

お家時間が増え、授業等の資料を見直す時間ができているので同時にアウトプットをこちらでも。

昔猪苗代で行われていたFISフリースタイルスキーワールドカップでの選手ケアにJSTAから

スポーツアロマトレーナーとして入った事をきっかけに

今まで某外資系ホテル内SPAでセラピストとして働いていた時もお客様は半分以上が外国人、

それもアジアより欧米からの海外ゲストが多かったSPAでの経験などを考えると

日本人と外国人の香りの捉え方の違いというのは非常に感じてきました。

日本人は無臭を好み、ほのかな香りを好みますよね。私達自身も一部柔軟剤等ではフローラル系の香りがよく売れているそうですが

無臭・除菌・無香料・ニオイを消す 等のフレーズはトイレ・バス・洗濯用品・制汗剤売り場に行けば必ずあり、商品陳列=売れる物

なので、やはりそうなのだな。と感じています。だから注意をしないといけない事は、海外から日本に伝わったアロマセラピーの文化はそのまま私達に当てはまらない時があります。

ハグやチークキスの文化がない私達が、香りを無臭にする必要はあまりないし(完全に個人的な感想です)

アツい夏やスポーツ後に汗をかく事は人間として当たり前だし、そこら辺は海外の方を見習いたいな。

と思います。でも何故日本ではそうかというと

強い香りの食文化でもなければ、植物事態も繊細な香りのものが多いので香りに慣れていない為、

無臭の方が安心感があるのでしょうね。

どんな香りであれ「香り」というひとくくりで考えれば私達の生活から香りをゼロにする事は不可能に近いので(食べ物のニオイなどはなくせないですよね)

だからこそ香りを感じる事による心身の変化を感じる事がアロマセラピーの第一歩だと思います。

私はコーヒーが大好きですので、朝起きて支度をしながらコーヒーの準備をし、味わって1日の始まりを感じますし

お腹がすいたランチタイムにカレーのスパイシーな香りを嗅いでわくわくしますし、

シャンプー等のヘアケア用品は好きな香りのものを使用しているので、寝る前のいいリラックスタイムへの導入になっています。

強い異文化の香り(嗅いだことのない香り)には、拒絶反応を起こしますが、

慣れた香りにはいろんな感情を呼び起こされた経験は誰でもあるはずなのです。

そう思うとアロマセラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)は100%天然の植物の濃縮エキスですので

自然の香りをうまくブレンドして自分が心地よいと思える香りを使う事ができると香りを楽しむ事ができると思います。

続く。。。


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