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【11】富士山の上でおにぎり食べるほど友達はいらない。

学校に通っていると、「友達がたくさんいないといけない」という価値観に遭遇することがあります。

「友達100人できるかな♪」という童謡にもあるように、色々な人と仲良くして友達をたくさん作ることが良いことだという風潮が少なからず学校社会にはあると思います。

もちろん、色々な人とそつなく人間関係を形成する能力は社会を生き抜く上でとても便利です。仕事や集団競技など、色々な人とどうしても協力しなければならない目標や目的のある場面では、いわゆる「協調性」によってチームの士気を高め、それぞれの能力を発揮しやすい環境を作ることができます。

しかし「友達」という観点ではどうでしょうか?「友達」はあくまでプライベートを共有する関係であり、そこにひとつの目的や目標はありません。友達が100人いてつまらない人生を送るよりも、友達は1人だけだけど充実していると感じる人生を送った方が遥かに豊かではないでしょうか?

中学校や高校、大学の時を見ていると、友達が多くキラキラしている人はもちろん青春を謳歌しているように見えましたが、友達が少なくても何か打ち込むものがあったり、学校以外の場所に本当の自分の居場所がある人は人生を楽しんでいたように思います。

例えば、外のサッカーのクラブチームでサッカーに打ち込んでいたり、アルバイトに精を出していたり、夢に向かって努力していたり、ネットゲームにはまって熱中していたり、アイドルや鉄道などの趣味に没頭していたりする人は、例え学校で友達が少なくても人生を楽しんでいるように見えました。

友達は多くなくても、自分の居場所があったり、打ち込めるものがあると、友達が多いよりも豊かな人生が送れる気がします。
必ずしも友達は多くなくても良いのではと思います。

ちなみに私は何かに打ち込んで学生時代を過ごすこともなく、はたまた友達も多くなかったので、キラキラしている人や何かに打ち込む人を羨望の眼差しで見ていました。
だから今こんな記事を書いているのかもしれませんね。

みなさんの中で、もし友達が少なくて悩んでいる方がいたら、それよりも自分の居心地の良い場所や、打ち込むものを探したほうが幸せになれるかもしれません。
私が言えたことじゃないけど。

それでは、、、

「人付き合いはゲームです。」気持ちを楽に持ってください。

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