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人間の顔は食べづらい
見出し画像は楽天ブックスです。
新型コロナウイルスによって、哺乳類の全てがとんでもない疾患を発症してしまったが、唯一、人類だけに効果を発揮するワクチンと治療薬が見つかり、人間は野菜のみを食べて生活する時代となった。
ただ植物しか食べないため、人類は成長に支障が起きており、それを克服するため、日本のみが食用クローン人間を食べることを可能な制度を作り、経済的にも、生育的にも、日本が早々に復興している。
その制度を作った中心人物と、食用クローン人間を取り扱う人間、食用クローン人間、取り巻く人間、過去の転落殺人。
多くの登場人物によって起こされた事件が、話の中心となっているミステリー小説です。
早々に予想したものがほぼ当たっていたため、種明かしや結末は、何となくおさらいのようで、フワフワとした感覚で読み終わりました。
こちらの本も、本棚で結構寝かせていました。
古本屋で購入して、相当な期間が経過しています。
ただ、購入時期を思い出せないほど放置していたにもかかわらず、世界が新型コロナウイルス肺炎で騒動に巻き込まれているこのタイミングで中、動物という動物がブヨブヨになって熱を出し、その他諸々の酷い症状をみせて死んでいく原因が新型コロナウイルスであるという小説を読むなんて、奇妙な関連を感じました。
エグい描写も多いので、苦手な人は多いでしょう。
さてさて、何となくフワフワとしたまま、記事を終わりたいと思います。
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